しぐさは大切な親子の大切なコミュニケーション 子供のしぐさを見逃さない
Last Updated on 2024年2月28日 by toshi
しぐさは大切なコミュニケーション
言葉はコミュニケーションの大切な手段の一つですが、言葉だけでは十分に伝わらないことがあります。
特にこの言葉が未熟な子供の感情は表情やしめさに現れます。
子供の仕草は、子供の心を理解する重要な手がかりになるので注意してください。
子供の仕草に気づき、その特徴に合わせて、次のように適切に対処してあげることが大切だと言っています。
今回は、しぐさについて紹介していきたいと思います。
しぐさを読み取ってどうするか
瞬きが多い、鼻を鳴らす、肩をすくめるなどの「しぐさ」が多い時は、生活のリズムを整えましょう。
本人の意思とは関係なく、体が勝手に動いてしまうチックという症状かもしれません。
学童期の子供の約5%に発症し、比較的男子に多い傾向にあります。
小学校入学の頃に発症する例が多く、脳内 にあるドーパミン神経系の発達の問題が 原因のようです。
早寝早起きで生活のリズムを整え、リラックスした時間を過ごせば、ほとんどの場合 1年以内に自然に治ると言われています。
無理にやめさせようとすると帰って悪化することがあります。
長く続くようであれば、医師に相談してください 。
一人でいることが多い子供には 親が一緒に遊んであげる
子供が一人で遊んでばかりいる場合、友達と一緒に遊びたくてもうまく声がかけられなかったり、どうやって友達と一緒に遊んだらいいかが分かっていないことがあります。
親が、いくらもっと友達と遊びなさいと言ってもわからないからできないのです。
そこで、親の方から一緒に遊ぼうと話しかけ、子供を連れて一緒に友達の輪に入って遊んでみます。
すると、子供はこんな風に遊べばいいのかと親の真似をするようになっていきます。
また、ボール遊びやボードゲームなど、一人ではなく、人と一緒に遊ぶことの楽しさを体験させると自然に友達を求めるようになります。
問題行動を起こす子供には、できていることを褒める
叱っても言うことを聞かず、問題行動をよく起こす子供の場合、子供には親の関心を惹きたい、親を試したいという本音が隠れていることがあります。
そのような時は、しつこく叱るようなことはせず、短い言葉で厳しく注意します。
そして、問題を起こさずに良い行動ができている時にも注目し、すごいねちゃんとできているねと声をかけます。
正しい自分や周りの怪我などに繋がるような大きな問題行動を起こした時は、しっかりと子供の顔を正面から見て真剣な声と態度で叱る必要があります。
無気力な子供には、お手伝いで小さな成功体験を
やる気がなくなっている子供は、自分ができない理由を自分の能力のせいにしてしまい 、頑張っても仕方がないと思い込んでいることがよくあります。
そうした時には、洗濯物をたたむ、食卓に食器を並べるなどちょっとしたお手伝いで小さな成功体験をさせ、心からありがとうと感謝を伝えると、子供は頑張ることが好きになっていきます。
お腹が痛くなる 頭が痛い 朝起きられない子供
まずは医師へ、問題なしなら解決を急がないで下さい。
子供が深刻な不調を訴えた時は、まずは医師の診察を受けることが第一です。
医学的に明確な病気や症状ではないと分かれば、ストレスが原因かもしれません。
解決を急いだり、大人が勝手に犯人探しをしたりすると、余計にストレスがかかるので、いつでも相談に乗るから何でも話してねと伝え、ゆっくり見守りましょう。