子供のカウンセラーでも使用 ネガティブな感情からポジティブな気持ちや行動への導き方

Last Updated on 2024年4月4日 by toshi

肯定的な表現で話し、ネガティブな思考を切り替える

 

ネガティブな感情や思考は、忘れにくく、そのことばかり考えてしまう傾向にあります。

進化の過程で、不安、いかりや非難と言ったネガティブな感情を抱くことで、 生命の危険から身を守ってきた結果、脳がそうしたネガティブな感情の方が重要だと判断するようになったからです。

ネガティブな感情は、緊張や疲労、無気力や自信のなさにつながるので、失敗を恐れず、新しいものに挑戦しようとする気持ちや行動にブレーキをかけてしまいます。

イローナ・ボニウェルは、ネガティブな感情を肩に乗せて、考え方の癖を吹き込んでくる7種類のオウムに例え、子供の感じ方を変えていくプログラムを編み出しました。

 

7種類のオウム

 

7種類のオウムは、

  1. 批判オウム 誰かのせいだと批判する。
  2. 正義オウム 何が公平で、何が正しくないか気にする。
  3. 負けオウム 自分と他人を比較して落ち込む
  4. あきらめオウム 自分ではできないと思い込む。
  5. 心配オウム できるわけないよと思う
  6. あやまりオウム 自分が悪いんだと自分を責める
  7. 無関心オウム 自分には関係なしと問題から目を背ける

 

に分けられます。

子供が自分の思考に陥っている時は、この中でどのタイプになっているのかを一緒に考え、そのまま追い払う方法を考えます。

そしてオウムが吹き込む否定的な表現を、肯定的な表現に置き換えていきます。

そのようにして気持ちを立て直すことで、ポジティブな気持ちや行動へと子供を導きます。

 

肯定的に話すにはオウムの言葉を変えてみる

 

まずは子供のネガティブな感情に、「そうだよね 別れよう」と共感した上で、「少しだけ前向きに言い方を変えてみるとどうなるか」と促します。

オウムのセリフをイメージし、その後に、どんな調子で言葉を続ければ前向きな行動につなげられるかを自分で考えさせるのです。

そうすることで、「あいつが言ったことは悪いけど、自分が悪いところもあるかもしれないから直すようにしよう」と考えることができます。

例えば、うまくいくか不安だという心配オウムには「でもやらないよりはやった方がいい経験になるかもよ」と声をかける、自分にできるわけがないという諦めオウムには「でもう少しだけ頑張ってみようよ」と声をかける、そんな具合に続けていくとネガティブな感情がポジティブな感情に少しずつ変わっていきます。

 

親が肯定的な言葉を一緒に考える

 

ネガティブな言葉をかけてくるオウムではなく、どんな言葉をかけてくれるオウムがいたらいいかを親子で一緒に考えます。

「大丈夫やればできるよ」「リラックスして」と言ってくれるオウム、言い換えれば、元気づけてくれたり、安心させてくれるような言葉を自由な発想でイメージするといいでしょう。

 

子供の話を否定せず、YES、andのマインドを大切にする

 

夢のような話をする時、子供の心は肯定的な感情で溢れています。

ですが、大人はつい現実的に考え、さすがにそれは無理と水をさしてしまうことがあります。

また、それは素晴らしいアイデアだね。 でも、一旦は肯定しつつ、実現の可能性が低いなどの理由で、結局は否定する言い方も子供の感情をネガティブな方へ導いてしまいます。

創造力の聖地、シリコンバレーでは自由な発想やアイデアを遮断しないようにYES、andの思考が充満していると言われています。

「そうだね。それでどうなった?」ともっとその発想を深めていくような問いかけです。

子供に対しても「それでどんなことができるの?それはどうしたら実現できるかな?」というポジティブなコミュニケーションをとることで、創造力を前向きに伸ばしていくことができます。

 

参考 子供の逆境に負けない心を育てる本

子どもの「逆境に負けない心」を育てる本

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