小学校低学年におすすめ ぼくは王さまシリーズ
Last Updated on 2024年4月16日 by toshi

ぼくは王さまシリーズは、卵焼きが大好きで、わがままで怠け者で食いしん坊 こんな王様が活躍するのが、寺村 輝郎さんの僕は王様シリーズです。
「どこの家にもこんな王様一人いるんですって」というフレーズにもある通り、とんでもなく困った、でも愛嬌たっぷりの王様は、親子3代にわたって愛され続けています。
今回は、ぼくは王さまシリーズについて紹介していきたいと思います。
ぼくは王さまシリーズのあらすじ
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作者は、寺村輝郎さんで、60年以上愛されているベストセラーなので、一度は読んだことのある方も多いのではないでしょうか。
2年生の国語の教科書 光村図書には、「王さま出かけましょう」が掲載されています。
卵焼きが大好きで、わがままで怠け者で食いしん坊 こんな王様が活躍するのがコミカルで楽しいお話が「ぼくは王さまシリーズ」で、文字通り王様が主人公のお話です。
時には、王様の嘘がきっかけで大変なことになったりしますが、王様の子供っぽくてわがままなのに憎めない性格が幸いしてか、思わず笑ってしまいます。
また、ぼくは王さまシリーズは、全11巻セットになっていますが、どこからでも読める短編形式で、短いお話だと4ページ程度なので、読書が苦手なお子さんでも読みやすいと思います。
ぼくは王さまシリーズ対象年齢は?何年生向け?
フォア文庫ではほとんどのお話で、対象年齢が 小学校低学年・中学年と分類されています。
2年生の教科書にも採用されているので、6~7歳の低学年であれば一人で読むことができると思います。
とはいえ、対象年齢はあくまでも目安なので、お子さんが読みたいようであれば 対象年齢よりも早めに挑戦してみてもいいと思います。
ただし、対象年齢よりも早く読む場合には、まだ知らない言葉が多い段階のため、そこは親御さんがある程度わからない言葉を 教えてあげてもいいのかと思います。
ぼくは王さまシリーズのおすすめポイント
ぼくは王さまシリーズは、どこからでも読める短編形式で、1つの話が短く、独立しており、その話だけを読んでも楽しめる短編形式です。
短いお話だと4ページ程度なので、読書が苦手なお子さんでも挑戦しやすい児童書です。
前の話を忘れてしまっても、好きな話から気楽に読み始めることができるので、問題ありません。
差し絵は少なめで、イラストはシンプルで挿絵のないページが続くこともあります。
同じく低学年に人気の怪盗ゾロリと比べるとより、文庫本に近い印象を受けます。
そして、和歌山静子さんのイラストはシンプルで、子供が真似して書きやすいと評判です。
こまったさんシリーズは、小学生の女の子に大人気
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こまったさんシリーズは、昭和の時代から女の子に大人気で、 私も当時読んだらとても面白い内容でした。
作者は同じ寺村輝郎さんですが、料理やお菓子作りを絡めた物語で、作中に必ずレシピも登場する部分がポイントです。
作り方をイメージしながらワクワクする仕掛けがいっぱいで、主人公が女性ということもあり、女子の人気が高い本ですが 男の子でも十分楽しめる内容だと思います。
ぼくは王さまシリーズまとめ
卵焼きが大好きで、わがままで怠け者で食いしん坊 こんな王様が活躍するのがコミカルで楽しいお話が「ぼくは王さまシリーズ」です。
どこからでも読める短編形式で、1つの話が短く、独立しており、その話だけを読んでも楽しめる短編形式なのが小学生にも人気の秘訣のようです。
あまり本を読まないお子さんでも読みやすい本なので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
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