小学生が苦手なローマ字はタイピングゲームで低学年のうちに覚えよう
Last Updated on 2024年11月17日 by toshi
ローマ字は、小学校3年生で習いますが、ローマ字が苦手なお子さんも多いです。
ただ、日常生活の中に浸透しているローマ字が分からないとなると、パソコンやタブレットでローマ字入力する時、ローマ字を紙に書いたりする場合などに困りますよね。
そこでこの記事では、ローマ字の学習法について紹介していきたいと思います。
ローマ字とは
ローマ字(ろーまじ)とは、日本語の音をアルファベット(A, B, Cなど)で表す方法のことです。
小学生がローマ字を学ぶと、英語の勉強やパソコン、スマートフォンで日本語を入力するのが楽になります。
ローマ字にはいくつかの種類がありますが、基本的には「ヘボン式(へぼんしき)」がよく使われています。
ヘボン式と訓令式については後ほど説明します。
小学生はなぜローマ字を覚えないといけないの?
私が小学生の頃、いわゆる昭和の小学生は、ローマ字を学んで、ローマ字で名前や日常的なことなどを書けれれば十分でした。
ところが、令和の小学生は、パソコン、タブレットなどが当たり前の時代になってしまったので、ローマ字の書き方に加えて、PCやタブレットを使用してローマ字入力がきちんとできるようにならなければいけなくなりました。
もちろん、入力の際にひらがな入力で行うという手もありますが、やはりそれだけでは不便なので ローマ字入力も覚えておいた方が何かと便利です。
今は小学校でもタブレットを使う時代なので、できるだけ早い段階でローマ字も覚えた方が良いと思います。
ローマ字には、訓令式とヘボン式の2種類がある
小学生がローマ字を学習する際につまずきやすいのが、訓令式とヘボン式の違いです。
訓令式とは、国際標準化機構ISOが正式に採用している日本語のローマ字のことですが、ヘボン式とは、パスポートなどの公的な身分証明で使用されるローマ字のことを指します。
ローマ字の書き方のルール
ローマ字の書き方には細かなルールがあります。
濁音、半濁音、拗音など覚える項目が多岐に渡ったり、ヘボン式と訓令式の違いなども小学生の混乱を助長します。
これを、5時間程度のローマ字の授業時間内で指導しろというのだから、学校の先生も大変ですよね。
最初のうちは少しややこしいかもしれませんが、繰り返し復習すれば覚えられるので根気よく続けるしかないでしょう。
ローマ字の母音
ローマ字における日本語の母音は5つあります。
あ → a い → i う → u え → e お → o
子音
子音は、母音と組み合わせて使います。いくつかの例を挙げますね。
か → ka き → ki く → ku け → ke こ → ko
例えば、「さくら」という言葉はローマ字で「sakura」と書きます。「ねこ」は「neko」となります。
ローマ字の特別な音
日本語には「ん」という音もあります。これはローマ字では「n」と書きます。
その他50音、濁音、半濁音については、母音字の先頭に行子音に対する文字を加えることで表記します。
子音字+母音字→カka、キki、クku
拗音、つまりkyakyukyoなどのねじれた音には、子音字や母音字の間にyを入れて表記します。
キャkya、キュkyu、キョkyo
長母音とは、伸ばす母音のことです。
文字の上にバーを入力するか、日本語教育の現場では、シンプルに母音を続けて記載するほうが普通です。
例 お母さん→okaasan
小学生の強い味方ローマ字一覧表
無料でダウンロードできるローマ字表は、インターネットで探すと見つかります。
ダウンロードすると、自分のパソコンやタブレットに保存できて、いつでも見ることができます。
これを印刷して手元に置いておけば、英語の勉強や、外国の人に日本語を教えるときにとても便利です。
ちびむすドリルや子どもの習い事図鑑といったサイトで、訓令式とヘボン式の両方載っているローマ字表やおしゃれでかわいい女の子向けのローマ字表もあるので、ぜひダウンロードしてくださいね。
ローマ字習得への近道は、パソコンによるタイピングゲームが最適
ローマ字を使う場面は、9割方がパソコンのタイピングです。
昔は読み書き計算でしたが、今後は、読み書き計算、タイピングと言っても過言ではないぐらい基礎的なスキルになってくるでしょう。
では、ローマ字習得への近道はあるのでしょうか?
近道があるとすれば、低学年のうちから、パソコンのタイピングゲームで遊びながらローマ字を覚えるという方法です。
気をつけてほしいのが、タイピングの基本、左手の人差し指が「F」右手の人差し指が「J」というホームポジションを意識してタイピングをすることです。
これを意識していないと、人差し指一本で入力する癖がついてしまいますので注意してください。
タイピングは大人になれば勝手に身につくものではありません。
比較的時間にゆとりがある小学生の時期だからこそ、一気にタイピングを覚えてしまいましょう。
まずはある程度ホームポジションで打てるようになり、その後でタイピングゲームに挑戦していくと良いでしょう。
ちなみに娘は、これで低学年のうちにローマ字を習得しています。
ちなみにタイピングゲームだけでなく、本も一緒に読めば着実にタイピングが身につきます。
おすすめは、「小学生のためのタイピングスタディブック」です。
アルファベットとローマ字をはじめ、小学生がつまずきがちなポイントを丁寧に解説しているので、確実にタイピング能力を上達させることができます。
パソコンを触ったことがない子供の入門書としても最適です。
ぜひ一度読んでみてください。
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