どちらの映画も、愛と悲劇の物語を描いており、ロミオとジュリエットの切ない恋が観る人の心に深く残ります。興味があれば、ぜひ観てみてくださいね!
Last Updated on 2024年11月7日 by toshi
「ロミオとジュリエット」は、世界的に有名な劇作家シェイクスピアの作品です。
ちなみに劇作家というのは、現役の台本を書く人を指します。
ロミオとジュリエットは、映画化もされていて、世界中の人々が知っているお話なので、ぜひ小学生にも読んでほしいところです。
今回は、ロミオとジュリエットのあらすじや魅力などについて書いていきたいと思います。
ロミオとジュリエットの作者ウィリアム・シェイクスピアは、イギリス生まれの劇作家で、詩人でもあります。
俳優として活動した後、4代悲劇と言われるハムレット、オセロ、リア王、マクベスを始め多くの作品を残しました。
シェイクスピアの作品でも有名な「ロミオとジュリエット」は、モンタギュー家の一人息子のロミオが、対立するカピュレット家の仮面舞踏会に紛れ込むところから始まります。
そこで、カピュレット家の一人娘ジュリエットと出会い、運命的な恋に落ちます。
若い2人の大恋愛とその悲しい結末を描いたお話です。
ロミオとジュリエットを知らない人はあまりいないとは思いますが、ロミオとジュリエットの簡単なあらすじについて紹介します。
この物語の主人公であるロミオとジュリエットの家同士の中はとても悪いです。
普段ならなかなか出会うはずがない二人ですが、ロミオがジュリエットの家で開かれた仮面舞踏会に紛れ込んだため、そこで出会い、恋に落ちていきます。
舞踏会の後、ロミオはこっそり塀を乗り越えて忍び込みます。
そして、ジュリエットがそこで言ったセリフが「ロミオ、あなたはなぜロミオなの?」というセリフです。
その後、愛を確かめあった2人ですが、ある事件をきっかけに家同士の対立がひどくなり、2人の中は引き裂かれてしまいます。
最後は、愛が強すぎて悲しい結末になってしまったのです。
ロミオとジュリエットは、400年くらい前にシェイクスピアが書いた話なので、元々は英語で書かれています。
その英語の本を、明治時代に坪内逍遙が翻訳したので、 私たちは今その訳したものを読めるわけですね。
ただ、その訳し方が坪内逍遥さん以外にもたくさんの人が訳しているので、訳の違いを比べてみるのも面白いかもしれませんね。
ロミオとジュリエットは、もともと演劇の台本として作られたので、台本のままセリフを中心に訳されている本もあります。
もちろん、普通の本のように読みやすく訳しているものもあります。
是非、色々な訳でシェイクスピアの世界を味わってみてくださいね。
このお話は元々が演劇の台本だけあって、ドラマチックなセリフが多いです。
特に、ロミオのセリフが印象的だと思います。
例えば、舞踏会で初めてジュリエットを見た時にはこんな風に言っています。
「その人の美しさはどうだ、カラスに鳩が混じっているようじゃないか」
シェイクスピアは、カラスに鳩が混じっているという表現をしましたが、それくらい美しいという気持ちを表現したのでしょうね。
少し難しい表現ではありますが、自分なりにどうしてそういう表現をしたか考えてみると面白いでしょう。
ジュリエットに「どうやって塀を乗り越えてきてここまで来たのか」と尋ねられたロミオは、「恋が手引きしてくれたんです。私は水先案内人ではないけれど、あなたのような宝を手に入れるためならどんないばらの道でも構いません」と答えたと言います。
ロミオのすぐに会いたい、でも会えないという気持ちがストレートに伝わってくるセリフですね。
こういったシェイクスピアの作品は、小学校の劇などにも採用されることが多いですが、是非自分の家や友達同士遊ぶ時でも劇のように演じてみることをおすすめします。
というのは、ロミオとジュリエットは、すばらしい恋愛劇を様々な人に気持ちを味わってほしくて作られたお話だからです。
セリフを声に出してみることできっとその作品や世界感をもっと楽しめると思いますよ。
「ロミオとジュリエット」の映画で最も有名なのは、1968年にフランコ・ゼフィレッリ監督によって制作されたもので、クラシックな演出と美しい映像が特徴です。
どちらの映画も、愛と悲劇の物語を描いており、ロミオとジュリエットの切ない恋が観る人の心に深く残ります。興味があれば、ぜひ観てみてくださいね!
ジュリエットは、13歳の女の子なので、今の日本で言うと中学生くらいですね。
一方、ロミオは高校生です。
ロミオもジュリエットも裕福な家に生まれて、とても品があります。
そして2人は愛し合ってるからこそ、お互いにかける言葉が情熱的です。
この2人の気持ちになって音読してみれば非常に勉強になるでしょう。
セリフが多いからとても盛り上がるし、表現力も 鍛えられるからおすすめです。