小学生の今だからこそ聞きたい童謡・唱歌 

Last Updated on 2024年6月5日 by toshi

昔は親が童謡を歌ってくれたものですが、今はどの家庭でもリビングにはテレビやパソコンが置かれ、ゲームの音が聞こえるような環境で子供達は育ち、音楽の教科書からも童謡が次々と消えてしまっているのが現状です。

ただ、童謡を歌うことはいろいろとメリットがあるのをご存知でしょうか?

今回は、童謡について紹介していきたいと思います。

 

童謡とは

 

童謡は、一般的に子供向けの歌、または子供が歌う歌をさします。

日本において大正時代後期以降、子供に歌われることを目的に作られた文学作品と、それに作曲は施された 歌曲を指します。

創作童謡とも呼ばれるそうです。

 

童謡には、四季折々の美しさを歌った曲も多い

 

日本には四季折々の美しさがあり、その光景を歌った童謡も多くあります。

日本の童謡・唱歌を季節別に分けてみただけでもたくさんの歌があることが分かりますよね。

例えば、春の歌は、春よ来い、さくらさくら、どこかで春が、夏の歌は、茶摘み、海 夏の思いで、われは海の子、秋の歌は、小さい秋見つけた、真っ赤な秋、7つの子、冬の歌は、焚き火、雪やこんこ、ジングルベルなど曲名を見ただけで口ずさめるものも多いのではないでしょうか。

田舎では、秋に美しい紅葉が赤く色づきますが、その光景を見つけ子供たちに教えると「真っ赤な秋とはこういうことだね」と感動していました。

このように、歌詞に出てきた植物などを実際に見るとより鮮明に記憶に残ります。

 

歌の背景

童謡の歌詞には普段使わない言葉も出てきます。

歌に出てくる言葉を親が子供に分かりやすく説明すれば、語彙が増えるし、日本の伝統や文化、行事なども知るきっかけができます。

童謡には、作詞家の秘められた思いやその時代の背景が強く影響しているものも多くあります。

 

例えば、有名なのが「シャボン玉」です。

 

シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで壊れて消えた

シャボン玉消えた 飛ばずに消えた うまれてすぐに壊れて消えた

風、風、吹くな しゃぼん玉とばそ

 

長女が生後7日目に亡くなったことを悔やむ作者が、シャボン玉を飛ばして遊ぶ少女たちを見て、生きていればこの子たちと一緒に遊んでいただろうにと思いながら書いた歌と言われています。

 

もう一つの童謡は、「海」です。

 

海は広いな 大きいな

月が昇るし 日が沈む

海の大波 青い波 揺れて

どこまで続くやら

海におふねを浮かばして

行ってみたいな よその国

 

海は、兵隊を指南する男の子向けの歌として戦時中に作られた歌です。

「行ってみたいな、よその国」の「よその国」とは、敵国を表しています。

歌詞の意味は諸説あるため、ここに書いたものは必ずしも正しいとは限りませんが、時代の背景や作者の気持ちに思いを馳せると少し切なく感じてしまうでしょう。

 

音楽の教科書から消えた童謡

 

以前に比べると、音楽の教科書から名曲が次々と消えてしまっています。

例えば、村の鍛冶屋、赤い靴、村祭り、メダカの学校、月の砂漠などの名曲が、今では残念なことに音楽の教科書から消えてしまいました。

村の鍛冶屋は、鍛冶屋が減ったというたったどれだけの.理由で教科書から消えてしまったようです。

仕事に打ち込む様子を歌った素晴らしい歌だというのに、学校で日本の美しい光景や文化を表した歌を歌えないのは非常にもったいないことだと思います。

 

童謡の楽しみ方

 

童謡に親しむと、自然に語彙力が増えたり、日本の伝統や文化などに対する理解も進みます。

童謡を家庭で親しむ時のポイントは、親御さんも一緒に楽しむことです。

童謡を聴く上で注意したいことは、ただCDをかけ流すだけではダメです。

歌詞は必ず確認しながら、楽しみましょう。

ちなみに、公文から出ている童謡カードは、CD付きで30曲入っているので、歌詞のカードをみながら童謡を歌うことができるのでお勧めです。

 

童謡は学校の勉強にも役立つ

 

幼い頃から童謡に親しむことは教養が身につくだけでなく、学校の勉強にも役に立ちます。

国語のテストの問題に「赤とんぼ」の歌詞が引用されていたことや、教科書から消えてしまった「待ちぼうけ」は中国の韓非子が書いた説話を歌ったもので、漢文に出てきます。

また、前の文でも触れたように、童謡から自然を感じたり、戦時中の歌などに触れ歴史を学ぶこともできます。

童謡は、できるだけ声に出してうたいましょう。

音が外れていても上手でなくても構いません。

歌うことで、童謡の持つ世界感をより深く学ぶことができます。

 

童謡・唱歌まとめ

 

昔は、母から童謡を歌ってもらったように、古き良き日本の歌を親から子に歌い継いで欲しい、そんな思いで子供に毎日童謡を歌い聞かせることが当たり前の時代でした。

今はどの家庭でもリビングにはテレビやパソコンが置かれ、ゲームの音が聞こえるような環境で子供達は育っています。

実は、幼い頃から童謡や唱歌に親しむことは、生きた教養を身につけることにもつながります。

テレビやゲームだけでなく、時には古き良き時代を振り返ってみても良いのではないでしょうか?

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