偉人伝とは
小学生のうちにぜひ読んでおいて欲しいものは、偉人の生涯を学ぶ伝記偉人伝です。
偉人とは、文字どうり偉い人という意味ですが、その偉人がどのようにして歴史に名を遺したとか、どんな実績をのこしたのかといった話をつづったものが、いわゆる偉人伝といわれる伝記です。
実際に、歴史上の偉人伝を読んで、将来どういう人間になりたいのか目標を立てたり、偉人の生き方を参考に生活していくことは、子供にとってとても大切なことです。
世界の偉人伝 エジソン
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例えば、世界の発明王と言われたエジソンは、最初からすばらしい発明ができたわけではありません。
子供の頃は、学校で劣等生扱いされ、小学校も出ていません。
エジソンの母は、そんなエジソンに対して、学校で習う科目を全て教え、立派に育てます。
その後、大人になってからは、発明家になり、多くの発明品を残しました。
ただ、エジソンも全く発明に失敗しなかったわけではありません。
エジソンは多くの発明に失敗したと言われています。
では、エジソンは何回ぐらい発明に失敗したのでしょう?
その数は、約一万回と言われています。
ただ、エジソンいわくこれは失敗ではなく、一万回実験したのだと話したと言います。
この前向きな考えで、生涯研究を続けたからこそ、最後は世界の発明王と呼ばれるまでになったのです。
日本の偉人伝 野口英世
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もちろん、日本にも偉人と呼ばれる日本人が大勢います。
日本の偉人で代表的な人物と言えば、世界的にも有名な医者になった野口英世がいます。
英世は、福島県、会津の猪苗代にある貧しい家に生まれました。
子供の頃、暖炉に右手を突っ込み、右手が不自由になってしまいますが、そんな状況でも常に高い志をもち、次々と困難な状況を克服し、最終的には立派な医者になります。
最後は、黄熱病の研究の途中、自分も黄熱病にかかってしまい、亡くなってしまいますが、その功績を称え、地元の猪苗代には「野口英世記念館」まで建てられています。
こういった偉人伝シリーズを、子供のうちから読んでおくことで、挫折や困難にぶつかっても決して負けず、何とかして乗り越えようとする原動力につながります。
偉人伝を選ぶ際に役立つ、小学生、子供におすすめの本
でも、実際に偉人伝を購入したいと思っても、どんな人物の偉人伝を買ったらいいか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで、偉人伝を選ぶ基準となる本をご紹介したいと思います。
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この本の一番の特徴としては、歴史上の人物、101人の偉人の伝記を読むことができることです。
しかも、子供向けの偉人伝なので、小学校低学年から読めるように、一人一人の話がとても短く、わかりやすくかかれています。
そのため、小さい子供でも、自分でどんどん読み進めることができます。
世界の偉人の伝記を、短時間で幅広く読むことができ、有名な人物のいろいろな生き方を学ぶことができます。
また、子供や小学生向けで、初めて読む偉人伝の入門書としても最適です。
特に親が誰の偉人伝を読ませたらいいか迷ってしまったら、この本で興味をもった偉人を探し、その偉人の本を買ってあげればいいのではないでしょうか。
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大学の教授が監修しているため、内容的にも非常によくまとまっています。
子供向けの偉人伝とは言っても、小学校高学年向けに作成されているため、初めての伝記101人より少し高度な本です。
また、イチロー選手、スティーブ・ジョブズ、オードリーヘップバーンなど現代の日本や世界の偉人についても書かれているため、子供にとって面白く、楽しみながら読むことができ、本の世界にも入りやすいと思います。
日本人だけでなく、世界の偉人も含めて365人の伝記が掲載されているので、一日1ページづつ読んでも一年間毎日偉人の話が楽しめます。
寝る前のこどもの読み聞かせにも最適な本です。
まぁ時間がない時もあると思うので、毎日でなくても、時間の許す範囲で読んであげてください。
小学生低学年~中学年までなら、こころを育てる初めての伝記101、高学年であれば世界を変えた人たち365がおすすめです。
ただ読み聞かせであれば、低学年であっても問題ないので、世界を変えた人365の偉人伝も読んであげてくださいね。
この二冊の本で、まずは子供が本当に読みたい偉人さんを、見つけてあげてくださいね。
偉人伝は漫画で読めばもっと分かりやすい 下記記事をどうぞ。
小学生から大人まで楽しめる偉人伝 下記記事をどうぞ。