これだけおさえる小学生苦手な算数の文章題に強くなるポイント
Last Updated on 2024年3月25日 by toshi
小学生算数の成績アップには文章題がカギ
小学校低学年のころは、さんすうの文章題がやさしいので得意なお子さんも多いと思います。
ところが、小学3年生ぐらいから算数の文章題が難しくなってきて、だんだん苦手になってくるケースも少なくありません。
今回は算数の文章問題をどう解いていけばいいのか書いていきたいと思います。
小学生算数の文章題に強くなるにはどうすればいいの?
算数の計算問題は満点だけど、文章題になると間違ってしまうお子さんがいます。
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
それは、文章題で何が求められているかきちんと読み込み、考え、理解しないまま計算式をたてているからです。
簡単な計算なら反射的に答えることもできますが、算数の文章題は頭で考え、きちんと式を立てないといつまでも問題が解けないといった悪循環に陥ります。
算数の文章問題を図や絵にして考えてみる
うちの娘は文章題を解くとき、必ず状況をイメージしてから絵を描くようにしています。
「私が頭の中で考えるのではなく、絵をノートに描いてきちんとイメージしてから解くほうがわかりやすいよ」と教えたからです。
絵じゃなくても、図でも表でもイメージがつかめればいいと思います。
例えば「車が3台ありました。2台売れたら残りは何台でしょう?」という問題があったとします。
普通は、3-2=1とすればすぐに答えがでますよね。
簡単な問題なので、すぐに式は立てられます。
でもあえて絵や図を書いてください。
簡単な問題でも絵や図を描くことで、難しい文章題も解く時にも、自然に絵や図を描くことができます。
絵本や本でイメージトレーニングを行う
考える力や想像力が乏しいお子さんが、算数の文章題を解くにはなかなか苦戦するかと思います。
もし文章を読むのが苦手なら、絵本や本をたくさん読みましょう。
できれば、簡単に読めてしまう絵本や本ではなく、少し文字が多い中学年向きぐらいの本のほうが効果が高いと思います。
考える力、想像力を高める中学年のおすすめ本
魔女の宅急便
最初にお勧めするのは、スタジオジブリのアニメ魔女の宅急便です。
実は、映画化されたのはほんの一部で、魔女の宅急便にはまだまだ続きがありました。
魔女の宅急便のその後のストーリーが気なるお子さん、ジブリアニメが大好きなお子さんにお勧めしたい本です。
グレッグのダメ日記
ニューヨークタイムズ紙でベストセラー1位を獲得した本であり、日本でも人気の本です。
娘もこの本は大好きでこのシリーズは何冊か購入していますが、とても面白い本らしいです。
子供の視点での楽しい考えや行動が描かれているので、きっと楽しめる本だと思います。
マジックツリーハウスには、考える力、想像力が効果が見込まれます。良かったら下記記事から確認してみてください。
東大生おすすめの本はマジックツリーハウス 中学受験対策にも驚くべき効果
小学校算数文章題おすすめ問題集
最後に、算数の文章題のおすすめ問題集を紹介します。
お子さんの中には、文章題を絵や図に変えるのが苦手な方もいるでしょう。
そんなお子さんには、下の本がお勧めです。
きちんと読んで、正しくイメージトレーニングできるようにしましょう。
下記の「遊びながら文章題に強くなる!わくわく算数忍者4 文章題カルタで遊んじゃおうの巻」もお勧めです。
文章を絵や文、表に現すにはどうすればいいか、カルタを通じて楽しく学ぶことができます。
カルタの良さは必ず声を出して読むところにあります。
声に出して読むことで、算数特有の文章表現に慣れてきます。
すると、次第に文章題のひっかけや思い込みにもつまずかなくなるのです。
昔ながらのカルタを使い、小学校の算数をみんなで面白く、楽しみながら勉強してみてはいかがでしょうか?
小学生の算数の文章題を解くコツまとめ
- 絵、図、表をまず書いてみる。
- そしてその書いたものが、どの計算式に当てはまるか考える。
- 考える力、想像力を高めるために絵本や本を読む。
これらのことを意識して、算数の文章題が簡単な低学年のうちから問題を解いてくようにしましょう。
算数の図形が苦手なら下記記事をどうぞ