先日チャレンジお試し版を体験してから、娘はことあるごとに「チャレンジやりたいよー」と駄々をこねるようになりました。
しかも、娘の小学校の同級生が進研ゼミ小学講座を受講しているらしく、その友達が「チャレンジは楽しいよ」といつも話かけてくるそうで、余計に娘を刺激しているようです。
チャレンジを受講している親御さん(Sさん)とは授業参観の時にLINEと電話番号を交換して定期的に連絡をとっていたので、チャレンジについて聞いてみることにしました。
チャレンジオリジナルスタイルとは
Sさんの息子さんが小学校1年生から受講しているのは、チャレンジオリジナルスタイルです。
いわゆる紙のテキスト、巷では別名「チャレンジペーパー」とも呼ばれています。
毎月送られてくるテキスト、月一回担任の赤ペン先生に送る問題、毎月の付録などいろいろな視点から学ぶことができるのが、チャレンジオリジナルスタイルの特徴です。
チャレンジオリジナルスタイルのメリット、デメリット
ただ、これだけの情報でチャレンジオリジナルスタイルを理解するのは難しいですよね。
そこでチャレンジオリジナルスタイルの特徴をメリットデメリットに分けて紹介していきたいと思います。
チャレンジオリジナルスタイルのメリット
テキストに鉛筆で書くことは記憶の定着に最適
チャレンジオリジナルスタイルは、専用テキストに鉛筆で書き込んでいくオーソドックスな学習方法です。
学校での勉強と変わりないので、小学生にとっては比較的入りやすいのではないでしょうか。
また書くことは脳の活性化につながるため、脳科学的にはどんどん書いて覚えたほうが記憶に残ります。
シンプルではありますが、理想的な学習法と言えるでしょう。
学習時間が一回15分なので集中できる
1回15分と時間と勉強する量が決められているので、飽きっぽい子供でも集中して勉強できます。
また、イラストも豊富で勉強が楽しくできるように工夫されているため、毎日の勉強の習慣を楽しく身に着けることができます。
地域に合わせた教科書、新学習指導要領にも対応
チャレンジでは、国語なら光浦図書や三省堂、算数なら東京書籍といったように、学校の教科書にも対応しているので、テスト対策にも最適です。
新学習指導要領の内容に合わせてテキストも修正されているので、安心して勉強を進めることができます。
付録でやる気を上げる
チャレンジオリジナルでは、毎月違う付録が届きます。
もちろん遊びの要素はありますが、学習面での効果や子供に勉強のやる気を起こさせるような工夫がされています。
通信講座の費用は塾より断然安い
受講費用に関しては、例えば小学1年生だと月々だと3680円。(2020年2月現在)
1年単位の一括で支払えば2980円です。
学年ごとに料金は異なりますので、チャレンジの公式ホームページで確認してみてください。
赤ペン先生が学習のサポートをしてくれる
赤ペン先生の問題は、基本月一回封筒に問題をいれて郵送になります。
ただ、最近は赤ペンカメラ提出アプリというものもあり、赤ペン先生の問題を撮影し、その場で提出することできるようです。
郵送だと送ってから返送されるまでどうしても時間がかかってしまうので、アプリを取得し課題をどんどん提出していきましょう。
デメリット
教材が多い
毎月ある程度の量のテキストが送られてきます。
教材が多いのは勉強する子供には良いことなのですが、あまり勉強しない子供だと教材ばかりたまってしまいます。
実際にテキストで勉強しないで、毎月付録で遊んで終わりというお子さんも結構いるようです。
毎月手つかずの教材が増えていき、子供のやる気もなくなり、やらないなら受講料がもったいないということで最後は退会という悪循環に陥ってしまいます。
親も定期的に声掛けし、どれぐらい勉強しているか確認するのも大事です。
赤ペン先生は郵送だと時間がかかる
問題を郵送のする場合、赤ペン先生が採点してから返送してくるまで時間がかります(赤ペン先生の問題を送ってから帰ってくるまで通常2、3週間程度)
郵便事情もあるとは思いますが、あまり時間がかかると子供の学習意欲を失いかねません。
ただ、最近は赤ペン問題アプリというアプリがあるので、そちらを利用したほうが効率は良いかと思われます。
チャレンジタッチとは
次にチャレンジタッチについて紹介します。
チャレンジタッチは、タブレットやタッチペンを使った新しい学習スタイルです。
チャレンジオリジナルに負けず劣らず小学生に人気の学習スタイルです。
今後は授業でも、一人1台タブレットを使うようになるので、その前にタブレット学習に慣れておくのもいいかもしれませんね。
チャレンジタッチのメリット、デメリット
チャレンジタッチについても、メリットデメリットに分けて紹介したいと思います。
チャレンジタッチメリット
タブレット学習を先取りできる
今後、学校の授業で導入されるタブレット学習に事前に慣れておくことができます。
タブレットの利点としては、その場で答えが出るので自主学習に最適です。
見て、聞いて、触って 授業を受ける感覚で理解することができ、わからない問題も動画で分かりやすく、楽しみながら学習できるのがポイントです。
自動丸つけ機能がついていて、解答後すぐに答えがわかります。
また、2019年にはダブル解きなおし機能が導入され、間違えた問題は期間をおいて再度出題されるため、再度学習できるようになり、現在も小学生が便利に使えるよう日々開発が進められています。
プログラミング学習機能がついている
2020年4月号からはタッチでもプログラミング学習がスタートします。
最初に勉強するのは、はじめてのゲームプログラミングで、自分でゲーム作りを体験することができます。
はじめの頃はタブレット学習も微妙なところもありましたが、プログラミング学習が入ってくるとタブレット本来の力が発揮できるように思います。
今後の動向が気になるところです。
赤ペン先生の問題も楽々提出
毎月の赤ペン先生の問題もタブレット上で解答し、担任の赤ペン先生に即提出できるので、とても便利です。
赤ペン先生からの回答も、翌日から3日程度(日曜、祝日除く)と早いため、とても便利です。
チャレンジ実力診断テスト
全国規模の実力診断テストが年3回あります。
間違えた問題は、個別復習問題で確実に攻略することができます。
デメリット
ひと月の収録問題が少ない
チャレンジタッチでは、毎月1か月分の学習分をまとめてダウンロードしますが、子供によっては10日程度で終わってしまうほど、問題数が少ないです。
1日10分学習と銘打っているが、実際は3分ぐらいで終わってしまう子供もいます。
この件に関しては、個人差もあると思いますが、2020年の段階では問題量は以前と比べるとだいぶ増えています。
また、チャレンジウェブから計算や漢字の問題はダウンロードで補うことができます。
タッチペンの読み込みが悪い時がある
漢字の書き取りや計算問題をする時、タッチペンを使うと、うまくタブレットが読みこまないことがある。
これに関しては、多少はしょうがないかとは思います。
こちらもその都度改善はしているようです。
半年以内なら違約金がかかる
半年以内にやめてしまうと、タブレット代1万4800円かかってしまいます (半年以上なら無料)
付録がつかない
タブレットがつく半面、毎月の付録がつかないので、女の子はともかく男の子のモチベーションは下がる可能性があります。
ただ、2020年4月号からはプログラミングでゲーム作りができるようになり、男の子は付録よりもそちらに夢中になりそうな気がします。
チャレンジペーパーかタブレット 我が家の決断
これだけ見るとどちらにしようか迷ってしまいますが、我が家では、娘がどちらがやりたいかで決定しました。
結果、娘がチャレンジタッチを選んだため、我が家ではチャレンジタッチの申込をすることにしました。
私も、この娘の決断には賛成です。
一番の理由は、今後授業や塾でも電子黒板の導入やタブレットも一人、一人づつ使用することが当たり前になります。
その時あせらないためにも今から、チャレンジタッチを受講し、準備しておこうと思います。