最近『かるた』が話題です。
なぜかというと、有名な少女漫画『ちはやふる』で『競技かるた』が取り上げられたからです。
日本の伝統文化ですが、時代が変わり段々と忘れられてきている「カルタ」がどんな感じであれ、世間に周知されるのは日本人としてうれしいことですよね。
『ちはやふる』では、主人公の綾瀬千早が、恋愛、友情など青春を満喫しながらも、一方で競技かるたの魅力に引き込まれていきます。
少女漫画にしては珍しく、千早の競技かるたへの熱い思いが伝わってくる、まるで少年スポーツ漫画のような要素も男女を問わず人気の秘訣と言えます。
また、ドラマ、映画の主人公に好感度の高い、広瀬すずさんを器用したことも人気の一つかもしれませんね。
私自身もこの漫画で競技かるたという言葉を初めて知りました。
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ちなみに競技かるたとは
Tシャツやジャージでも行われるスタイルや、競技に高度な瞬発力、記憶力、精神力などが必要とされることから、競技かるたはカーリングやダーツと同じくスポーツとして取り組まれている。
Wikipedia
競技のやり方は
場にある字札が下の句であるのに対して、詠まれるのは上の句であるため、最低限百首全ての上の句とその決まり字を知っていることが競技の前提となる
Wikipedia
まぁ競技としてはやらないにしても、かるた自体、瞬発力、記憶力強化、精神力がつくものです。
もし、ここに学習面の効果をプラスしたらどうなるでしょうか?
例えば、こんなカルタがあります。
・学習面をサポートする「かるた」
にほんごであそぼ ことわざかるた
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NHKで放送している「にほんごであそぼ」で取り上げられていることわざをカルタにしたものです。
このかるた、ことわざを二つのカードに分けています。
例えば、読み手のカードには、「馬の耳」にと書かれてあり、取るほうに「念仏」とかかれているわけです。
テレビで放送しているので、すんなりと入りやすい商品かもしれないですね。
勝負を有利に進めるためには、最低でもことわざを暗記している必要があります。
子供なら必死で覚えるでしょうから、遊びながらいつの間にかことわざをマスターできます。
意味についてはこちらで教えるか、これをきっかけにことわざ漫画を読んで覚えてしまいましょう。
▹日本史かるた
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日本史の勉強ができるかるたです。
あまり内容がないのかなと思う方もいるかもしれませんが、このかるたには取札の解説本がついています。
この解説本が結構細かいところまで記載してあるので、分からなかったり、興味をもった札があればこの解説本で調べていけば、さらに細かいところまでマスターできます。
たかが、かるたと侮れない商品です。
「かるた」は、平安時代からある日本の伝統的な遊びです。
その伝統を絶やさないように、ぜひ親から子へ引き継いでいってほしいと思います。
そのためには、ぜひお正月だけでなく、普段の生活でもたまに遊んでみてくださいね。