東大生おすすめの本はマジックツリーハウス 中学受験対策にも驚くべき効果
Last Updated on 2024年3月28日 by toshi
小学4年生から学習内容は難しくなる
我が家の娘は、現在小学2年生です。
学校以外では、チャレンジで勉強をしています。
あまり勉強させていない理由としては、低学年のうちは、外遊びで体力をつけたり、自然に触れたりすることのほうが重要だと考えているからです。
ただ、小学3年生以上になると話は変わってきます。
この頃から少しづつ勉強が難しくなり、成績がいい子、悪い子が出始めるからです。
そして、4年生、5年生ぐらいになると、その差はより明確にでてきます。
そうならないためにも、何らかの対策は必要です。
成績を上げるには、国語の勉強に力を入れる
では、具体的にどうすればいいのかというと、国語を勉強することです。
国語は、成績が上がるまでに時間がかかるため、あとから挽回するにはなかなか大変な科目です。
なので、国語の基礎である、漢字、文章理解、文法などは早めに勉強しておくといいと思います。
国語の学習対策の基本は本を読むこと
ただ、国語の勉強とは言っても、実際にはどう勉強したらいいかよくわからないと思います。
その場合は、まず本を読みましょう。
特に文章理解、文法などは文章をたくさん読んでいくことで、いつの間にか理解できるようになっていることが多いです。
つまり、読書量が多ければ多いほど、国語の基礎となる土台が強化されます。
なので、できれば小学校低学年のうちから、いろいろなジャンルの本を読んだ方がいいでしょう。
本が苦手な子供におすすめの本は?
そうはいっても、本が嫌いだったり、ほとんど読まないお子さんは多いです。
そういったお子さんには、まず本の面白さを知ってもらうことから始めましょう。
本を読むことの楽しさがわかれば、そのあとは自分なりに面白い本を見つけて読むようになると思います。
ただ、本を読むのが苦手なお子さんがいきなり面白い本に出合えるかというとなかなか難しいでしょう。
そこで、おすすめしたいのはマジックツリーハウスという本です。
東大生が小学生の時に読んでいた本 マジックツリーハウス
小学生に人気のマジックツリーハウスとは?
マジックツリーハウスは、kadokawaから出版されていて、著者メアリー・ポープ・オズボーン、訳食野雅子による子供達に大人気の小説です。ジャンルは、児童書冒険ファンタジーになります。
本好きの主人公ジャックと元気なアニーの兄弟が、いろいろな時代にタイムトラベルして大冒険するというストーリーで、世界30カ国で翻訳されたり、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの授業で使用されるなどの実績もあり 、全世界で1億4000万部も売れている大人気の本です。
東大や京大など有名大学の学生の多くが、小学生の時に読んでいた本としても有名です。
最近では、主に3、4年生が朝の読書時間(朝読)に読む本としても、男子、女子共に非常に人気があります。
ちなみに、マジックツリーハウスシリーズは、2024年1月現在で全5 4 巻まで発売され、今後も刊行予定になっています。
低学年おすすめの本 詳しい内容は下記記事をどうぞ
がまくんとかえるくんの友情が面白い『おてがみ』 絵本『ふたりはともだち』でそのほかの話も読んでみた
マジックツリーハウスは英語版もある
マジックツリーハウスは、アメリカで生まれた作品なので、当然原書もあります。
洋書は、対象年齢が6歳から9歳なので、それほど難しい英語は使っていません。
日本語なら理解できても、英語力が乏しいお子さんでは、なかなか読むのは難しいかと思います。
あとは、親御さんが英語は得意なら英語で読み聞かせしながら、日本語で意味を教えれば、お子さんの勉強につながると思います。
マジックツリーハウスは一巻から読んだほうがいいの?
マジックツリーハウスシリーズは、今出版されているだけで、全54巻もあるので、一巻から順番に読んでいかないと内容がわからなくなってしまうんじゃないかと思われる方もいると思います。
基本的には、一冊ずつ完結しているので、どこから読んでも大丈夫です。
ただ、全巻セットで購入するとなると、かなり費用が掛かるので注意が必要です。
ただ、マジックツリーハウスの中古本であれば、ブックオフやAmazonなどで探すと安く購入できると思うので、どうしても全巻集めたいお子さんの場合はお勧めします。
もしそこまでこだわりがなければ、物語のテーマは、ほぼ1冊で完結するので、読みたいものを厳選して読んでも良いのではないでしょうか。
ちなみに、一巻の恐竜の谷の大冒険を読めば、マジックツリーハウスがどんなものかよくわかるので、特にこだわりがなければ一巻から入るのがいいと思います。 図書館に行けば、無料で試し読みができるので、一度読んでから購入するのもいいと思います。
そのほかメアリー・ポープ・オズボーンの作品の中の他のおすすめは、女王フュテピのなぞ(マジックツリーハウス 2巻) アマゾン脱出(マジックツリーハウス第3巻)などがおすすめです
なぜマジックツリーハウスを読むと読書好きになるのか?
では、なぜマジックツリーハウスはこれほど人気があるのでしょうか。
理由として挙げられるのは、単に文章だけでなくイラストが多いこと、すべての漢字に読み仮名が振ってあるのでひらがなが読めれば小さい子供でも読めること、1話完結であること、地理や歴史の勉強も併用できることなどです。
個人的には、内容が面白いことが一番の理由だと思います。
マジックツリーハウスのあらすじ、内容
では、マジックツリーハウスとは、どんな話なんでしょうか?
まず、マジックは、英訳で魔法。ツリーハウスは、木の上の小屋という意味です。
マジックツリーハウスのあらすじを簡単に説明すると、物語の主人公である、兄のジャックと妹のアニーが魔法のツリーハウスを使って、時空旅行をする物語。
本の中限定ではありますが、時間を超えて世界中のいろいろな場所を訪れ楽しめるところが人気の秘密だと思います。
また、子供が本を読み、大好きな冒険の世界に引き込まれているうちに、いつの間にか文章力がアップしたり、地理や世界の歴史などの知識も身についたりする効果も期待できるでしょう。
国語だけでなく、社会の勉強にもつながるまさに学習に特化した本と言えます。
マジックツリーハウスは何歳から?
マジックツリーハウスは何年生から読めばいいの、対象年齢は?と思う親御さんも多いと思います。
内容的には、我が家の小学2年生の娘でも充分理解できるので、学力にもよりますが、8歳ぐらい~読めると思います。
娘は、だいぶ面白かったようで、買ってから3日もしないうちに一気に読んでしまいました。
低学年には少し難しいかもしれないので、かいけつゾロリシリーズを読んで文章に慣れてから、マジックツリーハウスを読んだほうが良いかもしれません。
マジックツリーハウスを読むほうが、ゾロリを読むよりも様々な知識がつき、しかも楽しく、読みごたえもあるのでお勧めです。
小学校低学年だけでなく、高学年まで幅広く楽しめる内容になっているので、ぜひ読んでみて下さい。
低学年ならマジックツリーハウスの読み聞かせもおすすめ
マジックツリーハウスは、低学年でも読めると書きましたが、実際には本を読むことに抵抗があり、自分ではなかなか読もうとしないお子さんもいるのではないでしょうか。
そういったお子さんには、読み聞かせや親子読書も有効です。
理由としては、親子のスキンシップや親の声を聴きたいという子供の気持ち、一緒に読むという共同作業を行うことで、親子の絆が深まるといった効果があるからです。
マジックツリーハウスは、内容的にも面白いので子供が飽きないので、ぜひ読んでいただければと思います。
読み聞かせの時間が取れないならオーディオブック(audible版)も有効
両親が共働きでどうしても時間がないという家庭では、オーディオブックが役に立ちます。
それぞれの役柄を声優一人一人が担当しているため、読み聞かせとはまた違った意味で楽しむことができます。
私も実際に聴いてみてこれなら子供にも人気がでるなと思いました。
お試し版が聴けるのでぜひ一度聴いてみてください。
マジックツリーハウスシリーズkindle版ならテキスト読み上げ機能がついている
オーディオブックまではいきませんが、音声だけで問題ないなら、マジックツリーハウスのkindle版のテキスト読み上げ機能が役に立ちます。
kindle版なら、値段的にも新書より安く音声機能もついているので、お買い得です。
マジックツリーハウスは、中学受験にも効果があるの?
結論から言えば効果はあります。
中学受験の偏差値が50ぐらいの子供が、マジックツリーハウスを読んでから、偏差値が70程度まで上がった例もあります。(もちろん相当勉強もしたとは思いますが・・・)
その他のお子さんも、読む前と後ではかなり成績が伸びているようです。
マジックツリーハウスを読むことで期待できるのは、読解力がついたり、想像力豊かになったり、世界の地理や歴史の知識が習得できるといったところでしょうか。
騙されたと思って一度読んでみるのもいいと思います。
小学校中学年~東大生おすすめの本は?下記記事をどうぞ。
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