我が家の娘は、現在小学2年生です。
学校以外では、チャレンジの勉強をしています。
あまり勉強させていない理由としては、低学年のうちは、外遊びで体力をつけたり、自然に触れたりすることも大切だと思っているからです。
ただ、小3ぐらいになると話は変わってきます。
この頃から少しづつ勉強が難しくなり、成績がいい子、悪い子が出始めるからです。
そして、4年生、5年生ぐらいなると、その差ははっきりと表れてしまいます。
そうならないためにも、何らかの対策は必要です。
成績を上げるには、国語の勉強に力を入れる
では、具体的にどうすればいいかというと、国語を勉強することです。
国語は、成績が上がるまで時間がかかるため、あとから挽回するにはなかなか大変な科目です。
なので、まずは国語の基礎である、漢字、文章理解、文法などは早めに勉強しておくといいと思います。
国語の学習対策の基本は本を読むこと
ただ、国語の勉強とは言っても、実際にはどう勉強したらいいかわからないと思います。
そういった場合、まずは本を読みましょう。
特に文章理解、文法などは文章をたくさん読んでいくことで、いつの間にか理解できるようになっていることが多いです。
つまり、読書量が多ければ多いほど、国語の基礎となる土台が頑丈になります。
できれば小学校低学年のうちから、いろいろなジャンルの本を読んだ方がいいでしょう。
本が苦手な子供におすすめの本は?
そうはいっても、本が嫌いなお子さん、読まないお子さんは非常に多いです。
そういうお子さんには、まず本の面白さを知ってもらうことから始めましょう。
本を読むことの楽しさがわかれば、そのあとは自分なりに面白い本を見つけて読むようになると思います。
ただ、本を読むのが苦手なお子さんがいきなり面白い本に出合えるかというとなかなか難しいと思います。
そこで、私がおすすめしたいのがマジックツリーハウスというです。
東大生が小学生の時に読んでいた本 マジックツリーハウス
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小学生に人気のマジックツリーハウスとは?
マジックツリーハウスは、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの授業で使用され、全世界で1億4000万部も売れている大人気の本です。
東大や京大など有名大学の学生が、小学生の時に読んでいた本としても有名です。
最近では、主に中学年ぐらいの小学生が朝の読書時間(朝読)に読む本としても、非常に人気があります。
ちなみに、マジックツリーハウスシリーズは、2020年一月現在で全47巻まで発売され、今後も刊行予定になっています。
なぜマジックツリーハウスは、子供を読書好きにするのか?
ではなぜマジックツリーハウスはこれほど人気があるのでしょうか。
理由として挙げられるのは、単に文章だけでなくイラストが多いこと、すべての漢字に読み仮名が振ってあるのでひらがなが読めれば小さい子供でも読めること、1話完結であること、地理や歴史の勉強も併用できることなどです。
個人的には、内容が面白いことが一番の理由だと思います。
マジックツリーハウスのあらすじ
マジックは、英訳で魔法。ツリーハウスは、木の上の小屋という意味です。
マジックツリーハウスのあらすじを簡単に説明すると、物語の主人公である、兄のジャックと妹のアニーが魔法のツリーハウスを使って、時空旅行をする物語。
本の中限定ではありますが、時間を超えて世界中のいろいろな場所を訪れ楽しめるところが人気の秘密だと思います。
また、子供が本を読み、大好きな冒険の世界に引き込まれているうちに、いつの間にか文章力がアップしたり、地理や世界の歴史などの知識も身についたりします。
国語だけでなく、社会の勉強にもつながるまさに学習に特化した本と言えます。

引用元 マジックツリーハウス47巻
マジックツリーハウスは何歳から?
マジックツリーハウスは何年生から読めばいいの、対象年齢は?と思う親御さんも多いと思います。
内容的には、我が家の小学2年生の娘でも充分理解できる程度なので、8歳ぐらいから読めると思います。
娘は、だいぶ面白かったようで、買ってから3日もしないうちに一気に読んでしまいました。
低学年なら、かいけつゾロリシリーズも導入本にはいいかもしれませんが、マジックツリーハウスならゾロリを読むよりも様々な知識がつき、しかも楽しく、読みごたえもあるのでお勧めです。
小学校低学年だけでなく、高学年まで幅広く楽しめるような内容になっているので、高学年だから読まないではなく、5.6年生でもぜひ読んでみて下さい。
低学年ならマジックツリーハウスの読み聞かせもおすすめ
マジックツリーハウスは、低学年でも読めると書きましたが、実際には本を読むことに抵抗があり、自分ではなかなか読もうとしないお子さんもいるのではないでしょうか。
そういったお子さんには、読み聞かせ、親子読書も有効です。
理由としては、お子さんの要求に合わせた読み聞かせ、親子読書は、親子のスキンシップや親の声を聴きたいという子供の気持ち、一緒に読むという共同作業を行うことで親子の絆が深まるといった効果があります。
マジックツリーハウスは、内容的にも面白いので子供が飽きません。
まさに読み聞かせにおすすめと言えます。
読み聞かせの時間が取れないならオーディオブック(audible版)も有効
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両親が共働きでどうしても時間がないという家庭では、オーディオブックが役に立ちます。
それぞれの役柄を声優一人一人が担当しているため、読み聞かせとはまた違った意味で楽しんで聴くことができるかもしれません。
私も実際に聴いてみてこれなら子供にも人気がでるなと思いました。
お試し版が聴けるのでぜひ一度聴いてみてください。
マジックツリーハウスは一巻から読んだほうがいいの?
マジックツリーハウスシリーズは、47巻もあるので、一巻から順に読んでいかないと内容がわからなくなってしまうんじゃないかと思われる方もいると思います。
基本的には、一冊ずつ完結しているので、どこから読んでも大丈夫です。
ただ、一巻の恐竜の谷の大冒険を読めば、マジックツリーハウスがどんなものかよくわかるので、特にこだわりがなければ一巻から入るのがいいと思います。
マジックツリーハウスは、中学受験にも効果があるの?
結論から言ってしまうと、効果はあります。
中学受験の偏差値が50ぐらいの子供が、マジックツリーハウスを読んでから、偏差値が70程度まで上がったそうです。(もちろん相当勉強もしたとは思いますが・・・)
その他のお子さんも、読む前と後ではかなり成績が伸びているようです。
マジックツリーハウスを読むことで期待できるのは、読解力、想像力の向上、世界の地理、歴史知識の習得といったところでしょうか。
騙されたと思って一度読んでみるのもいいと思います。
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