以前娘に、英語にふれたり、聞かせたりする機会を増やそうと考え、英語のDVDや英語のテレビ番組を見せる学習法を取り入れることにしました。
ただこの学習法では、同じDVDでは子供がすぐ飽きてしまうし、日本の子供向け英語番組は少ないため、すぐに行き詰ってしまいました。
継続するにしてももっと効率的なやり方はないか、いろいろ調べているうちに子供向けの英語のかけ流しは、子供のヒアリング能力を上げるということがわかってきました。(英語のかけ流しとは、英語の音声、歌などをずっと流している状態のことを言います)
なぜ英語のかけ流しは子供のヒアリング能力を上げるのか
このことを理解するには、まず脳の仕組みについて理解する必要があります。
脳の役割は、一般的に左脳は知識を司り、右脳は直感、ひらめきに関わっていると言われています。
言葉は、右脳で処理されているので、無意識に言葉や歌を覚えてしまっているのは、右脳の働きが大きいそうです。
英語のかけ流しは、この右脳の働きをうまく利用した学習法で、いつのまにか英語を覚えたり、聞き取りが上手くなったりするのが狙いです。
英語のかけ流しはいつから始めたらいいの?
早い人は、3歳ぐらいから始めるお子さんもいますが、あまり日本語が話せないうちはお勧めできません。
まずは日本語がきちんと話せるようになり、ひらがな、カタカナが書けるようになってからでも遅くないと思います。
2020年には、英語も小学3年生から必修化されますが、小学1年生からにしないのは、国もまずは日本語からという思いがあるのではないのでしょうか。
かけ流しはどれぐらいで効果がでるの?
日本に住んでいるなら、周りが日本人だらけですから、話しているうちにいつのまにか日本語を覚えてしまいます。
英語も同じです。環境さえ整えば、いつのまにか同様に英語が話せるようになるでしょう。
どれぐらいと言われると、はっきりこうだとは言えません。
少なくとも留学などで半年海外に行っても、それほど英語が話せないところをみると、短くても1年ぐらいは必要だと思います。
人間ですので、当然英語を聞きたくないという日もあると思います。そういう時は、うまく休みながら継続していくことが長く続けるコツです。
YouTubuでどんな英語をかけ流せばいいか
▷子供向け英語の歌
例えば、ご挨拶の歌、ABCの歌、ドレミの歌、指さん家族などです。
無料でしかも英語の歌詞字幕付きなので、親子で何度も一緒に歌いましょう。
子供は、耳で聞いたままを発音をするので、繰り返し何度も聴いて幼少期にきちんとした発音を身につけけてしまうといいと思います。
▷海外の子供向け英語番組
セサミストリート、ドーラ、ニーハオカイラン、リトルアインシュタインなどがおすすめです。
レベルは少し上がりますが、ディズニーやトーマスなどの英語版もお勧めです。(YOUTUBUではフルではアップされてないかも)
他にも役に立つものがあるかもしれないので、探してみてください。
英語のかけ流しのポイント
最後に英語のかけ流しのポイントです。
▷あくまでBGMのように流しているだけ、きちんとは聞かない
▷音源は聞こえるぐらいの音量で、あえて大きな音でなくて良い
▷一日あたり1~1時間半がベスト