小学2年生 時間、時計の学習法
小学2年生の4月から時間、時計の勉強がスタートします。
2年生といえば、九九がわからないと問題になることが多いですが、時間や時計の問題がなかなか理解できないお子様も多いようです。
ただ九九とは違って、時間、時計は普段の生活と密接に関わってくる問題なので、やり方次第では比較的簡単に解くことができるようになります。
今回は、時間、時計の勉強の勉強のやり方や覚え方について紹介していきたいと思います。
小学生で習う時間、時計の勉強のコツ
私が小学生の時に時間、時計を覚えたやり方を娘に教えたところ、3日ほどでマスターさせることができました。
ちなみにやったことといえば、この2点のみです。
1.アナログ時計(電池の抜いたもの)、あるいは時計の学習教材を使う
2.普段の生活の中でゲーム要素を取り入れ時計を使う
アナログ時計を学習教材の代わりに使う
では、具体的なやり方です。
アナログ時計は、目覚まし時計サイズの小さいものを用意しましょう。
注意してほしいのは、1時間がメモリで分けられていて、1時間区切りで1から12まできちんと数字がかかれている時計を選んでください。
100均で購入しても問題ないですが、数字がきちんと書かれていない時計は勉強の教材として使えないので確認してから購入するようにしてください。
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アナログ時計を購入したら、後ろの電池をとってしまいます。
やることはこれだけです。
あとは、お子さんに後ろについているねじをいじり、短針、長針をグルグル回してもらいましょう。
しばらく自由にいじってもらい時計の仕組みに慣れさせます。
そのうち短針が1周すれば、長針が1メモリ進むとか、それを60回繰り返せば、長針が1周するとかいろいろなことがわかってきます。
そのうちお子さんが疑問に思ったことを聞いてくると思うので、その時は一つ一つ丁寧に教えてあげると良いと思います。
時計の学習教材を使う
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勉強用に作られている教材用の時計もあります。
以前に比べるとだいぶ値段が安くなっているので、購入しても良いかもしれません。
ランニングリソーシズの学習時計は、世界80か国の学校で採用されているもので以前娘用に購入したものです。
1番の魅力は、長針と短針に直接触れられることです。
長針を回していけば、短針もそれに連動して動きます。
実際に手で針を回して、針がどういう動きをするかわかれば、時計がどういう動きをするか体系的に理解することができます。
また普通おもちゃだと逆に回すと壊れたりしますが、下の時計教材は壊れにくく耐久性に優れています。
大きさも数種類あるので(値段は異なりますが)好みで選べるし、楽しみながら勉強できるのも魅力の1つです。
値段も安く、この値段で時計に対する苦手が克服できればいうことないですね。
普段の生活の中でゲーム要素を取り入れ時計を使う
子供はゲーム感覚で物事を行うことが好きです。
勉強も例外ではありません。
うちの娘は学校でだされる計算カードの宿題を、私とどっちがはやくできるか競争したがります。
毎回ではないですが、時々は付き合って一緒にすることもあります。
これも一種のゲーム感覚ですよね。
時計の問題も1分が1メモリ・・とある程度教えてから
「じゃあ朝ごはんの時間は6時15分だけど、時計でやってみて」
と質問します。
それができたら今度は
「学校に行く時間は7時だけど、合わせてみて」とまたやらせます。
これで一日の流れを時計で追っていけば、次第に時計が読めるようになり、時間とはこういうものかと分かるようになります。
時計と時間は、授業でいきなり聞くとわかりにくいので先に家で予習することが大切です。
時計と時間は、2年生の4月ぐらいから始まりますので、1年生のうちから準備することをお勧めします。
時計、時間の学習のまとめ
- 小さなアナログ時計、あるいは時計の学習教材を使う(壁掛けのアナログ時計もあれば尚可)
- 普段の生活の中でゲーム要素を取り入れ時計を使う
- 学校の授業が始まる前に、家で準備すれば理解力が深まる