子供に本の読み聞かせをすることで、様々な良い効果があることは、以前の記事で書きました。
ただこれは日本語に限らず、実は英語でもいえることなのです。
私は小学校五年生の終わりごろから、英語の塾に通っていました。
その英語塾で、まず1番最初にしたことは、英語の絵本の読み聞かせでした。
英語の読み聞かせは、先生が生徒一人に対しては行わず、何人かで行います。
英語の絵本の読み聞かせの具体的なやり方としては、まず先生が、絵本を一通り読み終えます。
そのあとで、一つ英語の文章を読みます。
同じ文章を、今度は生徒が声を出して読みます。
ちなみに、このやり方は、『追い読み』というそうです。参考文献「ドラゴン桜」9
昔からある勉強法なんですね。
ちなみに「追い読み」の効果とは、英語に大事なリズムとテンポが身に着いたり、子供の知能を上げたり、国語力を上げたりします。
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これを絵本1冊読むまで続けるのです。
英語の絵本の読み聞かせは、5年生から中学卒業まで続きました。
そのためか、英語の成績は、常にトップクラスでした。
ちなみに英語の読み聞かせの効果とは、英語の絵本を通じて外国の文化や習慣を学ぶことができる、英語に慣れる、英単語が覚えられる、いろいろな絵本を読むことで想像力が鍛えられるなどの効果が期待できます。
英語の絵本を読むことの大切さは、リリオブランコ英語教室の木村千穂さんも著書で詳しく書いています。
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子供が英語を学ぶうえでおすすめの本「親子で楽しめる 絵本で英語をはじめる本」の中身を少しだけ紹介します。
まず冒頭からの引用です。
生まれた時からデジタル機器に囲まれて育つ、いまどきの子供たちだからこそ、誰かとコミュニケーションしながら絵本でアナログな時間を過ごしつつ、ゲームやおもちゃでは得られないこの感覚を知ることが、生涯にわたって書物から知識を得ていく喜びを見出す大人になるために、きっと役に立つのではないでしょうか。
確かに今は便利な世の中です。パソコンやスマホで英語のゲームを楽しんだり、タッチペンを使った英語学習など勉強にもいろいろなやり方があります。
ただ、前にも書きましたが、英語の絵本を読むことのメリットとして、一緒に読むことで親子の絆も深まるし、幼い頃に読んでもらった本は、結構覚えていて自分の子供にもその本を読んであげようと良い循環が生まれます。
そして忙しい現代だからこそ、やはり本を読んで一緒に過ごすというアナログな時間を大切にし、子供にいろいろと考えさせることは大事なことです。
こういった経験は、将来的にいろいろな本を読む大人になっていくことにもつながります。
英語や日本語などの言語全般にいえることですが、言葉は、文章を読んだり、聴いたりするのが一番の上達法だと思います。
英語の上達のために、ぜひ英語の絵本の読み聞かせを試してみてはいかがでしょうか。