大人には当たり前の便利ツール電子辞書ですが、最近では子供の間でも電子辞書が流行っているようです。
小学生の電子辞書で特に人気があるのは、カシオのエクスワードというモデルです。(写真はエクスワード小学校高学年モデル)
ただ、小学生のお子さんにエクスワードを購入する前にいくつか気をつけて欲しい点があります。
今回は子供向け電子辞書(エクスワード)について書いていきたいと思います。
紙の辞書と電子辞書
電子辞書エクスワードを紹介する前に、まずは紙の辞書と電子辞書の特徴について簡単に紹介していきたいと思います。
紙の辞書特徴
・いろいろな言葉を時間をかけて調べることで、知識として定着することができる。
・機械ではないので、電池が切れたり故障の心配がない。
・マーカー、書き込みをし、自分で勉強しやすいようにアレンジできる。
・重いので、持ち運びしにくい。
・一冊一冊が大きいため、保管する場所がいる。
・言葉を調べるのに時間がかかる。
電子辞書の特徴
・一つの辞書だけでなく、いろいろな辞書が収録されているので、用途に応じて調べることができる。
・検索が早いので、調べる時間を短縮できる。その点では中学受験生向きと言える。
・軽いし、持ち運びしやすい。
・最近の電子辞書は書き込み、マーカーもできる。
・機械なので、故障する危険性がある。
・値段が高く、持ち込み禁止の学校が多い。
辞書と電子辞書、どちらがいいかは普段の勉強や中学受験をするかどうかなどによって変わってくるとは思いますが、自分の学習スタイルに応じて使い分ければいいと思います。
小学生エクスワード(電子辞書)は何歳から?
前にも書いたように使いこなせればとても便利な電子辞書ですが、ではいくつになったら電子辞書を買ってあげればいいのでしょうか?
娘は、小学3年生で国語辞典や漢和辞典の引き方を授業で習いました。
なので、辞書や辞典は使用してもいいのですが、電子辞書の持ち込みや使用はしてはいけないそうです。
電子辞書の持ち込み不可の理由としては、辞書や辞典を使わなくなってしまう可能性があるからです。
確かに便利な電子辞書を一度使用してしまえば、わざわざ時間がかかる辞典などは使用しなくなってしまうでしょう。
なので、低学年から電子辞書を使いはじめると、あかさたなはまやらわの索引で言葉を探す国語辞典がひけなくなったり、ひらがな、カタカナの順番がいえない、あるいはわからない子供になってしまいます。(現実にそういうお子さんが増えているそうです)
そういった理由から、できれば電子辞書は日本語が安定してくる小学校高学年ぐらい(11歳ぐらい)から使用したほうがいいのではないかと思います。
エクスワードは高学年モデルがおすすめ
結論として、電子辞書は高学年になってからがおすすめです。
特に中学受験を考えている小学生にとっては、紙の辞書を引いて時間をかけて覚えていく勉強法よりも、電子辞書を使い、できるだけ辞書をひく時間を短縮し、他の勉強をしたほうが受験は有利に進められます。
ちなみにうちの小学4年生(10歳)の娘が使っているのは、エクスワード小学生高学年モデルです。
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小学校では相変わらず紙の辞書ですが、家ではエクスワードを使って勉強しています。
受験対策だけでなく、テストな前などは時間を短縮できるのでおすすめですよ。
▷小学5年生、6年生でどちらを買うか迷ったら下記記事をどうぞ。