娘から先日購入したやばい日本史を読んでしまったので、今度は東大教授が教えるやばい世界史がほしいとのリクエストがありました。
本来であれば買わないのですが、新型コロナウィルスの影響でしばらくは学校が休みなのもあり、今回は買ってあげることにしました。
東大教授が教えるやばい世界史とは
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東大名誉教授が教えるやばい世界史は、2019年8月に出版されました。
2018年にやばい日本史が出版されたので、その続編になります。
やばい日本史は、内容の面白さや斬新なイラストなどからいまだに売れ続けています。
そのため子供だけでなく大人でも読める児童書として人気です。
やばい世界史はその続編なので、かなり期待できる内容になっています。
人物をすごいとやばいで分けることで世界史の人物像がつかめる
歴史に名を遺した人物偉人は、すばらしい功績を残しました。
ただ偉人がいつも正しいことをしていたわけではありません。
時には間違ったことや失敗もしたり、常識はずれなことをした時もあったでしょう。
その二つの面をすごい面とやばい面を東大教授が分かりやすく解説してくれます。
人間の心理として、完璧な人間はいつもすばらしいと思ってしまいますが、実際はみんな人間臭いところがあるものです。
例えば、ハンムラビのすごいところは、メソポタミアを統一し法律をつくったこと。
一方で、ハンムラビのやばいところは、子供にやたら厳しかったこと(たいしたことでなくても罰せられた)。
クレオパトラのすごいところは、英雄二人を手玉にとったこと。
クレオパトラのやばいところは、実は美人ではなかったことです。
通常の世界史では、偉人の良いところだけにしか触れないですが、この本では偉人の良いところだけでなく、悪い面に関してもきちんと解説されているところに好感がもてます。
偉人の長所、短所についてきちんと説明し、人間臭さを感じることができるのが、やばい世界史の人気の秘密かもしれませんね。
東大教授の教えるやばい世界史の対象年齢は?
やばい世界史は、今時の小学生や子供でもわかりやすく、読みやすいようにつくられた児童書です。
しかも、小学生受けしやすいようギャグなども満載です。
また、和田ラジオさんや横山了一さんの味のあるイラストや本文に掲載しているちょっとした漫画も小学生に人気があるようです。
また、親子で偉人の良いところ、悪いところをいろいろ話ながら読めば、世界の偉人についてより詳しく理解したり、記憶することができるので、ぜひやってみてください。
また、児童書にも関わらず、かなり深い内容になっているので大人が読んでも面白い本です。
なので、やばい世界史の対象年齢は、子供から大人まで幅広く楽しめる本だと言えると思います。
東大教授の教えるやばい世界史口コミ、レビュー、感想まとめ
Amazonや私が読んでみた感想やその他のレビュー、口コミのまとめです。
・教科書で習った偉人のすごい面とやばい面についても知れるので、面白い。
・世界史を楽しく読める入門書ぐらいなのかと思ったら、思ったよりも濃い内容。続編がでればいいと思う。
・世界史についてよくまとめられていて、大人でも面白い。
・偉人の光と影が分かり興味深い。この本がきっかけで小学生の高学年の息子が世界史が好きになってほしい。
やばい世界史まとめ
最後に、やばい世界史の人気の秘密は、イラストのゆるさ、大胆な表現、内容のわかりやすさ、面白さなど多数あります。
小学生のお子さんがいる親御さんであれば子供と一緒に読むことで、世界史について楽しく学ぶことができるし、親子のコミュニケーションを深める機会になると思います。
まずは、一度試しに読んでみてはいかがでしょうか?
まじめだけど面白くためになる偉人伝 下記記事をどうぞ。