小学生から知っておきたいAIのこと

Last Updated on 2024年4月25日 by toshi

すでに身近な写真のアルバムの整理から機械やソフトウェアの開発まで 、AI、人工知能がごく普通に生活する上で必要な場面が出てきています。

では、 AI、人工知能とは具体的にどういうことなのでしょうか?

 

AI(人口知能)とは

 

AIとは、人口的な知能のことです。

つまり、AI = 人工知能です。

例えば、 お掃除ロボットと言われる「ルンバ」は、壁のあるところを避けて進んでいきます。

スマホの音声アシスタントは、ここから近いコンビニは?と聞くと、候補が4件ありますなどと教えてくれますよね 。

このように、人間の代わりに考えながら作業しているように見えるので、人工知能と呼びます。

 

弱いAI、強いAIとは

 

AI には大きく分けて、強い AIと弱いAIがあります。

強い AI とは、例えば、ドラえもん、鉄腕アトム と言った、コンピューターが知能が持った未来をテーマにした漫画がありますが、 そのドラえもんや鉄腕アトムが強いAI に分類されます。

つまり、今の人間以上か、より多くの才能を持ったAIということですね。

それに対して弱いAIとは、人間と同じことができないAIのことを言います。

例えば、エアコンや冷蔵庫、お掃除ロボット、スマホの音声アシスタント、将棋や囲碁などのゲームソフトなどを指します。

このように、現在のコンピューターでは、人間の思考をそっくりそのまま再現することはまだできていませんが、かなり近いところまで再現できるようになってきています。

また現代では、コンピューター本体の性能がアップしたスーパーコンピューターが出現し、コンピューター内部のアルゴリズムとデータの組み合わせによって、 AI の性能が上がることで、今では人の判断を助ける疑似的な思考結果の提示ができるようになっています。

実際に、自動車の自動運転機能、Amazonなどオンラインショッピングの自動推薦システ厶や病院における診察や治療法の提示などは実用化のレベルに達しています。

近い将来、今ある仕事の大半をAIが時代が来るかもしれませんね。

 

AIで作られた絵本 ダイノスクール

 

【kindle版】画像生成AI絵本:恐竜の子どもが通う夢の学校「ダイノスクール」:2歳 3歳 4歳 5歳 6歳の冒険心・想像力豊かな男の子におすすめ

 

幼児から小学校低学年向けではありますが、画像育成 AI絵本ダイノスクールが、Kindle版から出ています。

作家は、AI絵本作家 notchで、個性的な恐竜たちが登場し、冒険と学びの世界を鮮やかなイラストで描いた絵本で、恐竜たちが楽しく通う学校で好奇心、想像力が膨らみます。

小学校とはどういうところなんだろうとお子さんの想像力を刺激し、期待に胸を膨らませる、入学前の2歳~6歳におすすめの絵本です。

絵本としても面白いと思いますが、AIの技術に興味のあるお子さんは読んでみると楽しいかもしれませんね。

 

小学生の授業でもAIを活用

 

また、小学校の授業でもAIが活用されています。

今までの学校の授業だと、教師は生徒の理解度を1人ずつ考慮することはできませんでした。

そのため、生徒はそれぞれ既に知っていること、あるいは、逆に全くわからないことを聞いていなければいけない時間がありました。

つまり、学校での授業時間の何割かは無駄な時間になっていました。

ところが、タブレットをうまく活用することで こうした無駄な時間をなくし、一人一人の理解度進度に合わせた学習法を実現しようという動きがあります。

そのような個別最適化された学習を、アダプティブラーニングと呼んでいます。

子供がどこでつまずくかは様々です。

算数の計算ミスでも計算の順序が正しく覚えられていないのか、分数の割り算が分かっていないのか子供によって間違うポイントは異なりますよね。

その複雑なプロセスをAIが解析し、 一人一人の理解度にあった問題を選んでくれるため、弱点に特化した学習で効率的に理解を深めることができるのです。

 

なぜAIを学ぶのか

 

AI によって、将来的には様々な単純作業が自動されることが予測されます。

産業革命によって、労働者の仕事が機械に代替えされたように、AIに代替えされる仕事もたくさんあるでしょう。

ただ、AIも人によって作られたものなので、人がメンテナンスやチューニングを行う必要があります。

そのため、どういった領域にAIを使っていくのかを考えて配置していく仕事も必要でしょう。

そう考えると、様々な仕事がなくなっていく中で、 AIを使う側の仕事はそんなに簡単にはなくならないと予想できます。

自分でAI を作り出す技術を身につけるのもいいですし、そこまでは行かなくても、AIの仕組みが分かっていればどのように活用すればいいのかが分かってきます。

ですから、AIについて学ぶことは、将来必ず役に立つのです。

AIを学習する時に忘れてはいけないのは、それがロボットやプログラミングと別ものではなく、通常のプログラミングの延長線上にある点です。

例えば、スクラッチなどのビジュアルプログラミング言語からプログラムの考え方を学ぶPythonに発展させていくプロセスにおいて、プログラミングの流れを学習してきた経験のない子供が本格的なAIを組めるはずがありません。

どんなプログラミングも基礎は一緒なので、基礎をしっかりと学び、その上でAI学習に発展していくのが正しいと思われます。

 

まとめ

 

AIは、夢の技術と言われています。

これからの社会でも、AIを作り出す人、AIを使いこなす人の役割は高まっていくでしょう。

夢の技術の担い手となるためには、早くからAIを使用した知育玩具や教材に触れておくことです。

必ず将来に役立つでしょう。

幅広い知識と、人の気持ちを理解できるバランスのとれた考え方ができる人こそ、次世代に今とは比べものにならないほどの発展をもたらすでしょう。

ただ勉強だけではダメです。

小学生には遊ぶ時間も大切です。

想像力や空間認識力、それを支える知的好奇心などは遊びの体験を通じて初めて身につくからです。

親にしてみれば、学年が上がればできるだけ多くのことを勉強してほしいと思ってしまいがちですが、あえて先に自由に遊べる時間を確保するぐらいの方が、長い目で見れば子供の成長にプラスになります。

親は、あえて勉強のことを言わないようにし、 のびのびと過ごさせてあげるのも大事なことかもしれませんね。

参考 文部科学省ホームページ AIって何?

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