小学生が楽器の習い事をすることがなぜ重要か 習い事で楽器を習うメリットについて

Last Updated on 2024年4月20日 by toshi

習い事をする際には自由に遊べる時間を確保する

 

最近は、共働き世代が増え、放課後の居場所代わりに習い事をするケースも見られています。

親にとっては安心できる 預け先の確保できる上に子供の能力も伸ばしてもらえて一石二鳥の気分ですが、子供にとっては、ぼーっとしたり、自由気ままに遊べる時間が減るので、心身ともにそれなりの負担がかかってしまうことになります。

最近の研究によると、子供がただ遊ぶことの重要性が指摘されています。

自由な遊びは、感情を整え、思う通りにいかない時にも苛立ったりせず、周りの人の話に耳を傾け、前向きな気持ちになれるといったスキルを身につけられ自己肯定感の土台になります。

習い事をする際には、自由に遊べる時間を確保し、適正なスケジュールを考えるということが必要です。

 

楽器の演奏が独創的な表現力を育む

 

アメリカのジョージア工科大学では、音楽は数学や科学における創造性の火付け役になることを明らかにしています。

また、音楽やアートは人が生きることや人の心の基盤となるもので、楽器の練習が子供たちの独創的な表現力を育むものに大きな効果をもたらすことがわかっています。

楽器の演奏は、英語でプレイという動詞を使います。

楽器は遊びながら学べるものなのです。

学校では副教科として扱われる音楽ですが、豊かな創造性を育むには欠かせない素養です。

 

楽器はいつ何を選べばいいか

 

 

楽器の習い事を始めるのにいい時期は5歳から9歳

 

子供の脳の発達を考慮した場合、歌や音で遊んだり、音楽そのものに触れるのは生まれた直後からが望ましく、楽器のレッスンを体験してみるのは5歳ぐらいから、本格的に始めるのは6歳から9歳ぐらいがちょうど良いそうです。

 

ピアノを習う

 

 

ピアノは、両手を使い10本の指それぞれに別の動きをさせながら、今演奏すべき音の情報や次に引く音符の情報など膨大な情報量を処理する必要があるため、感性を司る右脳と言葉や理論を司る左脳の両方を刺激します。

そのため ピアノは他の楽器と比べて、計画性や社会性、問題解決能力、運動能力、言語能力といった知能を高められると言われています。

確かに、私が小学校の頃医者のお子さんや歯医者のお子さんは、ピアノを習っていることが多く、当然勉強もできました。

中には、塾にも行かないで学校の授業を聴いてるだけで、クラスでトップのお子さんもいました。

なぜ授業を聞いてるだけでそんなに成績がいいのか当時は謎でしたが、もしかするとピアノの影響もあったのかもしれませんね。

 

バイオリンを習う

 

多くの子供たちにレッスンをしているバイオリニストは、バイオリンは気軽に誰かと一緒に演奏でき、練習で共演者とコミュニケーションをとる機会が生まれるため、自然と社交性が養われると言います。

さらにバイオリンは、小さく軽いので、色々なところに持ち運んで他の人と関わって楽しめる楽器です。

ピアノに比べると安価な点も魅力ですが、長く続ける場合には、成長に応じて買い替えが必要になります。

 

ドラムを習う

 

 

最近では、ドラムも小学生の習い事の一つとして見直されてきています。

ただ、ドラムと言うとどうしてもバンドのイメージがあり、高校生ぐらいから始めるというスタイルが一般的で、小学生からドラムを始めようというお子さんは少ないと思います。

また、安いドラムセットもありますが、基本的には高いし、家に保管する場所もなく、物置などにしまっておくと練習もしなくなってしまいます。

また、実際に物を叩くため、どうしても自宅では練習が難しく、スタジオで練習することになりますが、スタジオを個人で借りれば、安くても一時間700~1000円ぐらいは取られるでしょう。

そのがドラマーの悩みでもあります。

 

ドラムをするメリット

 

ドラムは、叩けば音が出るという気軽さから子供にもなじみやすく、全身を使うので運動能力がアップする効果もあります。

また、ドラムの特性上 一番後ろから全体を見渡すため、周りを俯瞰する力も身につき、 リズムキープでバンドをコントロールする役割からリーダーとしての資質も磨かれるでしょう。

ですから、できればドラムをやりたいという子供の 気持ちを親の都合で、潰したくはないですよね。

では どうしたらいいのでしょうか?

お金があれば、部屋を防音にして、それほど高くないドラムセットを買うのも良いでしょう。

ただ 実際はなかなか難しいと思います。

そんな時役に立つのが、ゴムの練習用ドラムパッドです。

 

これなら音もあまりでないし、値段も手ごろで、ドラム演奏のイメージトレーニングにもなります。

私は今もドラムをやっていますが、昔はジャンプなどの雑誌を利用して、ドラムをイメージしながら叩いていたので、これならドラムスティックだけでほとんどお金がかかることもなく練習することができます。

ただ、実際にドラムを叩く音を聞きながら練習したいですよね。

最近は、電子ドラムセットもあるので、電子ドラムを利用するのが 一番効率的ではないかと思います。

一般的に電子ドラムは高いというイメージがありますが、ピンキリです。

確かに、本格的なものは10万円から20万円ぐらいのものもあります。

 

Donnerの電子ドラムセットなら2万円台で購入できるので、小学生が使うのであれば十分ではないかと思います。

昔の電子ドラムは叩きにくいとか音が悪いとかいろいろデメリットがありましたが、今の電子ドラムは性能が良くなっているため、家での練習用に購入してみるのも良いかと思います。

もう少し本格的な電子ドラムセットが欲しいなら美音がおすすめです。

5万円台と少し高額ですが、ドラムマットなどの付属品があるので新たに買い直す必要がありません。

電子ドラムセットといえどより本物に近く、ペダルもドラム用とほぼ変わりないため、「使いずらいから」と新たに買い直す必要がありません。

総合的に見ればコスパは良いです。

お子さんが、ドラムを長く続けそうなら検討してみてもいいのではないでしょうか。

 

ギターを習う

 

 

ギターは、基礎の段階をクリアするまでが難しい楽器です。ギターの弦を1年から6弦まで全て押さえなければいけないセーハというものがあり、F コードは、セーハできちんと抑えないと ギターの音が出ないので、これができなくてギターを断念する人が多いです。

いわゆるFの壁ですね。

ただ この Fコードがきちんと抑えられるようになると、だいたいは同じ要領で抑えられるので、 アコースティックギターでかっこよく弾き語りも可能になります。

ギターは 、 このようにポップミュージックを演奏できるという親しみやすさや楽器の値段のお手軽さから、人気のようです。

 

小学生が習い事をするメリットについては、下記記事をどうぞ

小学生が習い事をすることがなぜ重要か 習い事のメリットについて

 

毎日短時間練習する

 

楽器の習い事をすれば当然 家でも練習をするようになりますが、長時間親が無理やり練習をさせたりすると、子供は楽器を嫌いになってしまいます。

練習と言うと、つい1時間、2時間単位で考えてしまう親御さんも多いと思いますが、最初は子供の集中力が続く10分程度で十分です。

学習習慣と同様、 テレビを見た後やご飯を食べる前などちょっとした隙間時間に練習させましょう。

練習に集中するコツは、常に目標をはっきりさせておくことです。

そして、その目標は難しくても練習すれば達成できるレベルのものにしましょう。

自分が今何を目標にしているかが理解できているなら、どこにエネルギーの焦点を合わせればいいか分かりますし、集中しやすいと思います。

例えば、 ピアノなら今日はこの一節だけ弾けるようにしようとか、あくまでも頑張れば手の届く程度の明確な目標を設定すると集中しやすいと思います。

 

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