小学校低学年(1・2年生)の定番おすすめ本まとめ

Last Updated on 2024年4月8日 by toshi

最近の脳科学研究の観点から、小さいうちから本を読むことは脳にとても良い影響を与えることが注目されています。

脳には脳番地があり、本を読む時に使うのは思考系の脳番地であり、物事を深く考える時にこの脳番地を刺激することで、学力の向上につながるのではないかと思います。

実際有名大学に合格するようなお子さんは幼少の頃から本をたくさん読んでいたといった話もよく聞きます。

では、勉強ができるようになるにはどんな本を読めば良いのでしょうか?

そこで今回は、小学生低学年のうちにぜひ読んでほしいおすすめの本を紹介していきたいと思います。

 

ぐりとぐらシリーズ

 

ぐりとぐらの絵本 コットンバッグ付き7冊セット

ぐりとぐらは、1963年に福音館書店から出版されたい本です 発売してすぐにベストセラーになっています。

物語はぐりとぐらが歌いながら、軽快なテンポで進んでいきます。 言葉や絵もとても可愛いので小さい子供の読み聞かせに人気です。

簡単にあらすじを紹介すると、主人公のぐりとぐらは、料理をすることと食べることが世界で一番好きです。 ある日ぐりとぐらが歌いながら歩いていると 道の真ん中にとても大きな卵を見つけました。ぐりとぐらは、その卵を料理して食べることにしました。

後はネタバレになってしまうので、実際に読んでみてください。

対象年齢は、3歳から低学年ぐらいまでですが、 小学校低学年だと少し簡単すぎかもしれません。

絵本といえど、起承転結で文章構成がきちんとされているので、暗記するぐらいまで読むと作文を書くときなどに役に立つと思いますよ。

 

スイミー

 

英語でもよめる スイミー (レオ=レオニの絵本)


スイミーは、世界中で翻訳され、日本でもロングセラーを記録するイタリアのイラストレーター、レオ=レオニの作品です。

イラスト、文章ともにレオ=レオニの作品になっています。

スイミーのモデルはいわしで、大きな魚はマグロだと言われていますが、実際は空想上の魚と言われています。

また、教科書にも掲載され、読み聞かせしたい絵本として人気のあるスイミーは、思考系脳番地を刺激する効果があるので、そういったメリットを踏まえて購入することにしました。

物語に隠れた作家の根底にあるメッセージ、教科書には一部分しか載っていない多くのきれいな挿絵を味わいながら、娘と読んでみることにします。

スイミーの日本語版は人気ですが、日本語、英語版両方対応版も同様にきれいなイラストや素敵な文章で不動の人気を誇っています。

もし機会があれば読んでみてください。

 

がまくんとかえるくんシリーズ

 

ふたりはしんゆう がまくんとかえるくん ぜんぶのおはなし

がまくんとかえるくんを知らない方のために、どんな話なのか簡単に説明すると、作者であるアーノルドローベルが、がまくんとかえるくんが繰り広げる日々の出来事を、時には面白く、時には感動的に描き、海外だけでなく、日本でも40年以上も愛されているすばらしい作品です。

1980年には、国語の教科書にも掲載されるようになり、日本でも知らない人のほうが珍しいかもしれませんね。

対象年齢は、小学校低学年の教科書に採用されるぐらいなので、5~8歳程度です。

ただ、がまくんとかえるくんシリーズには、ハードカバー版はありますが、kindle、楽天コボなどの電子書籍版はありませんので購入する際は注意してください。

アーノルドローベルのそのほかの作品としては、ふくろうくん、おはなしばんざい、きりぎりすくんなど多数あります。

がまくんとかえるくんぜんぶのおはなしは、文字通り全部の話が収録されているファン待望の1冊です。

 

星の王子様

 

星の王子さま (新潮文庫)

作者は、サン=テグジュペリで、フランスの作家。

兵役や民間航空会社での飛行士の経験をもとに本を書き、夜間飛行や人間の土地などの作品を残しています。

星の王子様は、サハラ砂漠に不時着した飛行士の僕とそこで出会った王子様との話です。

王子様は別の星からやってきた話をしながら、二人は絆を深めていきます。

また、他の星ではキツネやバラも登場し、独特の世界観を作っていきます。

星の王子様の対象年齢は、3歳~5歳になっていますが、子供だけじゃなく大人まで幅広い年齢層で楽しむことができます。

 

ファーブル昆虫記

 

ジュニア版ファーブル昆虫記 全8巻セット

ファーブル昆虫記は、フランスの昆虫学者ファーブルが約60年かけて観察した昆虫の記録と自身の思い出をまとめた本です。

昆虫たちの不思議な修正や自然の中での役割がわかります。

ファーブルは、昆虫が大好きでとても細かく観察しています。

ファーブル昆虫記と言えば、文中に出てくる「スカラベ」という糞を転がす虫の話が一番有名ですが、そのスカラベが糞の玉を作る様子がとても事細かに書いてあります。

毎日毎日細かく昆虫を観察しているからこそ、他の人が見過ごしていたことまで発見できるのでしょうね。

観察は科学の第一歩です。

イタリアの天文・物理学者のガリレオ・ガリレイは、地球が自転しながら対応の周りを回ってることを突き止めた人ですが、彼の研究も観察が出発点でした。

また、ファーブルは、疑問に思ったことを忘れないようにきちんとメモし、疑問に対する答えが見つかるまで観察し続けたので、より深く知ることができたことも追記しておきます。

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