小学生が苦手なローマ字はタイピングゲームで低学年のうちに覚えよう
Last Updated on 2024年4月30日 by toshi
ローマ字は、小学校3年生で習います。
ローマ字の学習は実は難しいです。
もし、我が子にローマ字を教えるとしても何から教えていいかわからないと思います。
ただ、そうは言ってもすでに日常生活の中に浸透しているローマ字が分からないとなると、例えば、パソコンやタブレットのローマ字入力する時、紙に書いたりする場合などに困りますよね。
この記事では、ローマ字の学習法について紹介していきたいと思います。
小学生にローマ字を覚えさせる最大の理由とは
以前は、ローマ字を学ばせる目的は、ローマ字で名前を書くことでしたが、現在は、書くことよりも、PCやタブレットを使用する際にローマ字入力がきちんとできるようになることが目的に変わっています。
キーボードをタイピングしながら同時にローマ字を覚えていくことも可能ですが、全く知識のない状態でローマ字を入力するのは大変です。
そのため、ある程度ローマ字を紙に書くなどして覚えてからPC やタブレットを使用することで、早く使いこなせるようになります。
ローマ字には、訓令式とヘボン式の2種類がある
小学生がローマ字を学習する際につまずきやすいのが、訓令式とヘボン式の違いです。
訓令式とは、国際標準化機構ISOが正式に採用している日本語のローマ字のことですが、ヘボン式とは、パスポートなどの公的な身分証明で使用されるローマ字のことを指します。
ローマ字の書き方のルール
ローマ字の書き方には細かなルールがあります。
濁音、半濁音、拗音など覚える項目が多岐に渡ったり、ヘボン式と訓令式の違いなども小学生の混乱を助長します。
これを、5時間程度のローマ字の授業時間内で指導しろというのだから、学校の先生も大変ですよね。
最初のうちは少しややこしいかもしれませんが、繰り返し復習すれば覚えられるので根気よく続けるしかないでしょう。
ローマ字は、日本語の母音であるあいうえお、日本語の近似音aiueoのように表記します。
母音字→あa、いi、うu
その他50音、濁音、半濁音については、母音字の先頭に行子音に対する文字を加えることで表記します。
子音字+母音字→カka、キki、クku
拗音、つまりkyakyukyoなどのねじれた音には、子音字や母音字の間にyを入れて表記します。
キャkya、キュkyu、キョkyo
長母音とは、伸ばす母音のことです。
文字の上にバーを入力するか、日本語教育の現場では、シンプルに母音を続けて記載するほうが普通です。
例 お母さん→okaasan
ローマ字習得への近道は、パソコンによるタイピングゲームが最適
ローマ字を使う場面は、9割方がパソコンのタイピングです。
昔は読み書き計算でしたが、今後は、読み書き計算、タイピングと言っても過言ではないぐらい基礎的なスキルになってくるでしょう。
これは持論ですが、ローマ字習得への近道は、パソコンによるタイピングゲームだと思っています。
低学年のうちから、タイピングゲームで遊びながらローマ字を自然と習得していくのと同時に、タイピング普及を取得できるという一石二鳥の方法です。
初めにおすすめしたいのが、タイピングの基本、左手の人差し指がF右手の人差し指がJというホームポジションを意識して タイピングをすることです。
これを意識していないと、しまいに面倒くさくなり、最終的には人差し指一本で入力する癖がついてしまいますので、注意してください。
2020年に小学校でプログラミングの授業が始まりましたが、日本の小学生がキーボードで打てる文字数は、1分間でたったの5.9 文字と言われています。
タイピングは大人になれば勝手に身につくものではありません。
比較的時間にゆとりがある小学生の時期だからこそタイピングを習得するのに最適です。
せっかく指が10本あるのにもったいないので、ある程度ホームポジションで打てるようになったら、ゲーム感覚も強いタイピングゲームをしていくと良いでしょう。
ちなみに娘は、これで低学年のうちにローマ字を習得しています。
ちなみにタイピングゲームだけでは物足りないところもあると思うので、本も一緒に読めば着実にタイピングが身につきます。
書籍には専用のタイピングゲーム付きで、ゲームはストーリー形式だから飽きずに続けられます。
またゲームでうまく文字が打てなかったら、攻略本として書籍を開きましょう。
アルファベットとローマ字をはじめ、小学生がつまずきがちなポイントを丁寧に解説しているので、確実にタイピング能力を上達させることができます。 パソコンを触ったことがない子供の入門書としても最適です。