暗記で悩んでいる小学生に役立つ 記憶の定着のさせ方

Last Updated on 2024年4月3日 by toshi

 

小学生の進路として、公立に進むにしても、中学受験して私立に進むにしても、小学校高学年ぐらいになってくると、小学校中学年ぐらいに比べて 膨大な量の暗記が必要になってきます。

ではこの膨大な量の用語をどうやって覚えればいいのでしょうか。

先ほどの覚え方だけでは、とても覚えきれない と思います。

大切なのは長期的に記憶し、続けることで、何らかの用語を覚える時には、長期的に記憶し続けることが大事です。

例えば 歴史の用語を覚えて、一時的には 暗記できたとしても、しばらくしてその用語を忘れてしまった場合はまた覚え直さないといけません。

覚えて忘れてを繰り返すのは非効率的でしょう。

今回は、効率的な暗記、記憶の仕方について紹介していきたいと思います。

物事は多角的に覚える

 

用語を覚えるのがなかなか難しいと悩んでいる小学生は多いと思いますが、実は重ねて覚えることで記憶が定着することをご存知でしょうか。

例えば、金閣寺という用語をあなたならどんな方法で暗記しますか?

覚えるにはいくつかの方法がありますが、それらを多角的に組み合わせることで 相乗効果が期待できます。

まず、金閣寺という用語を覚えるにあたって、次の方法がすぐ思いつくのではないでしょうか。

金閣寺という用語を見る、金閣寺という用語を聞く、金閣寺と声に出して言う、歴史の資料なので金閣寺の写真を見るなど、これらの方法を重ねて行うことで 記憶に定着させることができます。

記憶の定着にとってこの重ねるということが大事です。

 

ストーリーを重ねる

 

次に紹介するのは、ストーリーを重ねるという方法です。

例えば、金閣寺と言われる由来は、足利義満が金で 作ったから金閣寺という名になった由来、 室町幕府時代に建てられた銀閣寺はお金がなかったので銀で作れなかったといった、ストーリーを重ねるとさらにに記憶に定着します。

また 常にできることではないですが、実際に金閣寺を訪れるというのも記憶の定着するきっかけになるでしょう。

ここまで見てきたように、一つの方法だけで覚えるのではなく、様々な角度からその用語に接することで記憶は定着していきます。

ただ、覚えたい用語ごとに現地に行くというのは現実的にはないにしても、その他の方法はしっかり記憶する方法として実践していきましょう。

 

反復して記憶する

 

一度覚えた歴史用語を忘れないようにするために 反復して記憶するという方法があります。

具体的には1週間のうち 日曜から金曜日に教科書の内容を1日に3ページずつ覚えます。

そして、土曜日を小復習週の日として、ちゃんと覚えられているかどうかの確認の日にあてます。

土曜日に使う教材は、一問一答式の問題集で、そこで忘れている用語が見つかったら覚え直すという作業をします。

そしてさらに知識を定着させるために、月毎に大復習の日を作って、その月に学んだところや忘れたところを総復習するのです。

この2段階の反復によって細かい用語まで記憶に定着させ、その積み重ねによって暗記が楽になってきます。

小学生も理科や社会の用語、漢字、英単語など覚えるべきことがたくさんあります。これらを暗記する時にこの反復方法が役に立ちます。

やはり人間ですから、初めの一度きりで覚えて、そのまま何もせず暗記し続けるのは難しいものです。

何度か反復して覚えることによって記憶は定着していきます。

日常の学習に反復して暗記することを取れるようにしてください。

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