絵本の読み聞かせは知能指数を上げる効果がある?おすすめ絵本紹介
Last Updated on 2024年4月15日 by toshi

1日たったの10分でも絵本を読み聞かせる効果は絶大です。
絵本の読み聞かせは、思考力や理解力、優しさや共感力、自分を信じる力が絵本の読み聞かせで自然に身につきます。 お子さんの良いところに注目して褒めると才能が開花します。
今回の記事では、絵本の読み聞かせがなぜ効果があるのか、おすすめな絵本などを紹介していきたいと思います。
娘が幼少期の頃お世話になった本に、絵本の読み方 選び方という本があります。
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その中の一節に、
人は優しい言葉 美しい言葉を口にしながらイライラしたり怒ることができません。 絵本で楽しい言葉や優しい言葉 ワクワクする言葉を口にすることで悲しみを少しずつ忘れることができました そして子供たちが笑顔で楽しんでいる姿に自分自身も救われたのです 時に子供が成長していく過程で他のこと比べたり 様々な失敗を経験するようになり、自己肯定感が下がることがありました。そんな時も我が家の本棚にある自己肯定感が上がる物語の絵本たちが作ってくれたのです。さらに、関わっていくことで、子供の得意なことや好きなことが自然にわかるようになったのです。
子供は誰でも天才です。
その才能を引き出すのは子供を信じる親の愛情です。
小さいうちから、きちんと愛情を注げば、後になって必ず勉強のできる子に育ちます。
是非協力してあげてください。
絵本は、何歳で読めばいいのか
脳の成長の発達が著しいのは、一般的には6歳までと言われています。
なので、できれば脳が発達する6歳までに大量の本を読むことを目標にしてください。
おすすめは、毎日 2、3冊 1年で1000冊ぐらいを目安にしてください。
東大に合格するような子供は、だいたいそれぐらいを読んでいたそうです。
一番はすぐに飽きてしまうのではなく、継続することです。本を読んでいくことで子供の自己肯定感は高まり、どんなことがあってもうまくいくというポジティブな考えも生まれるので、試してみると良いと思います。
絵本が子供の IQ を上げる理由
IQ とは 知能検査の結果を数値で表したものです。 平均を100という数字にしてその数字より高いか否かを確認します。 幼少期にIQ 121以上になると、運動 思考 推理 記憶など脳の高次機能を司る大脳新皮質が厚くなり、高い IQ が継続して育まれていく可能性が高くなります。 IQが高い人は 抽象的な思考ができる人で、物事を様々な視点から見ることができます。
内容が少し難しくなってきましたね。
例えば、野球を例にすると、転ばないできちんと走れるか、ボールを思ったところに打つことができるかなどの思考です。
もう1つ高い視点だと、どこに飛ばせば守備が取れないか、相手を動きを見極め必ずヒットできるところに打つなど相手を中心とした思考ができます。さらにもう一つ高い視点から物事を見ると、フィールド全体を上空から見るような目を持ち、どこにボールを飛ばせば効果的なのかを俯瞰してチーム全体を見て判断する思考が形成できます。
子供はみんな、最初は自分が中心で自己中心的な考え方しかできません。
絵本から言葉を理解するようになり、様々なストーリーから他者の存在を認知し、他者の気持ちや背景を思考することができるようになるのです。 もちろん、外遊び、スポーツなどにも積極的に参加させてください。
絵本を読むだけでなくいろいろ経験することで、視野が広くなり、IQにも影響が出てくるでしょう。
絵本の読み方
- ゆっくり読まない
- 声色を変えない
- 読んだ後に子供を褒める
絵本 読み聞かせの効果
- 語彙力 読解力 表現力がつく 記憶力が良くなる
- 想像力イメージと創造力がつく
- 文字や漢字を覚える
- 知能 IQ 向上に役立つ
- 本好きになる
絵本の選び方
- 絵を見るだけでストーリー展開がわかる絵本を選びましょう
- 読み始めは 生活や本を選びましょう 対象年齢は気にせずに子供にあった絵本を選びましょう
- リズム感のある楽しい絵本を選びましょう 喜怒哀楽の感情に訴える絵本を読みましょう
- 今も昔も未来も 体験できる絵本を選びましょう
- 芸術を体験できる絵本を選びましょう
0~1歳 おすすめ絵本
生まれてすぐの赤ちゃんは、天才的な時期です。特に超神経はお母さんのお腹の中にいる早い時期から発達しています。 はっきりした色の絵本、動きのある絵本が脳神経の発達にも効果があります。 絵本を破ったり噛んでしまう時期ですが 破くことや 噛んだりすることが楽しんでいるようなら 噛んではダメなどと 注意するよりも 絵本を大事にしようねと 声をかけてください 親子の コミュニケーションやスキンシップが豊かな感性を作る土台となる時期でもあるので、 コミュニケーションやスキンシップをたくさん取りながら、 絵本を読んでみてくださいね。
いないいないばぁ
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著者 松谷美代子 出版社 童心社
発行部数700万部を超える日本で一番読まれている赤ちゃん絵本の定番です。 0ヶ月の赤ちゃんから呼んであげられる 絵本です。
お月様こんばんは
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著者 林明子 出版社 福音館書店
紺色の夜空と黄色のお月様のコントラストが子供の目を引きます。 分かりやすく描かれたお月様の表情も子供を引きつけます。 寝る前に読むと穏やかな気持ちになれることでしょう。
2歳おすすめ絵本
繰り返し遊びに敏感な時期のため、リズム感のある絵本や繰り返しの韻を踏む言葉の絵本をおすすめします。
もう1回読んでと、絵本を何度も読んで欲しがるようになります。何度も読み聞かせることにより、絵本への興味関心が深まっていきます。また、好奇心や観察力を養うことができます。
おばけでんしゃ
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著者 内田 麟太郎 出版社 童心者
シンプルな音の繰り返しとユーモアのあるお化けたち。最初にある仕掛けが子供の興味をひきます。
金魚が逃げた
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著者 ごみ太郎出版社 福音館書店
「可愛らしい金魚がどこ行ったかな」とカラフルな絵の中から親子で一緒に探してみたくなります。
3歳 おすすめの絵本
身近な人や周囲のもの、自然などの環境と関わりを深め 興味 関心の対象を広げ、認識力や社会性を発達させていく時期です。 ごっこ遊びに夢中になるお子さんも多いと思います。 ごっこ遊びは想像力を広めるだけでなく、他者の立場になりきることで共感力も養います。 様々な絵本を読むことで子供の世界がどんどん広がっていくでしょう。
生まれてきてくれてありがとう
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著者 にしもとよう 出版社 童心社
子供に一番良い効果がある言葉は「生まれてきてくれてありがとうです」 その言葉を何度も繰り返すたびに絵本はお子さんに幸せを与えます。
バムとケロの空の旅
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著者 島田ゆか 出版社 文渓堂
大人気のバムケロシリーズ。 組み立て飛行機に乗って、おじいちゃんの家まで届け物をする途中のアクシデントが、わくわくドキドキ想像力を掻き立ててくれます。
4歳おすすめの絵本
子供同士で遊ぶことを通じてさらに想像力が育っていきます。
他者の存在や自分と違う視点に気づき始め、どんどん相手の気持ちを考えられるようになります。喜怒哀楽や色々な感情を味わえる絵本もおすすめです。
感想を聞く場合は、どんな答えでも肯定してあげてください。
まだ感じたことを言葉にするのは難しい時期です。 無理に答えさせると絵本の時間を楽しめなくなるので注意してくださいね。
おじいちゃんとパン
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作・絵 タナ 出版社 パイインターナショナル
パンにのせる具がどれも美味しそうに描かれています。パンを通しておじいちゃんと孫の愛を感じる心温まる絵本です。
クレヨンのくろくん
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作・絵 中谷美和 出版社 童心者
みんなそれぞれに素晴らしい役割がある。責めたり仲間外れにするのではなく、みんなで協力し合うことが大切だと教えてくれます。