小学生の永遠の課題 忘れ物にどう対応するか

Last Updated on 2024年4月3日 by toshi

小学生の忘れ物問題

 

子供はとにかくよく忘れ物をします。

もちろん、頻度は子供により違いますが、これは当たり前のことなのです。

例えば 6歳児に50m10秒以内で走れと言ってもなかなかできません。

けれど12歳になる頃には余裕で10秒きるタイムを出すでしょう。

これは本人の努力 の話ではなく、発達や成長によるものです。

言われてみれば当たり前だと感じるのではないでしょうか。

子供の忘れ物も同じです。

しょっちゅう忘れ物をする子供だって、大人になるにつれて忘れ物もだんだん減っていきます。

大人になれば、ちょっとした忘れ物があったとしても、大事なプレゼンがある日にパソコンを忘れるようなことはしなくなります。

だから 保護者は発達段階が遅い子供を手助けしてあげれば良いのです。

どうしてあなたはいつも忘れるの?忘れ物をしてはいけませんという声掛けは、6歳時に50m を10秒以内で走ると命じているのと同じことです。

しかも、そういった 声かけをしたからと言って、それで忘れ物をしなくなったという話はあまり聞きません。

忘れ物による影響は大きいもので、 特に実技科目である音楽や体育での忘れ物を避けたいところです。レコーダーや体操服を忘れてしまえば、1時間 棒に振りかねません。

また、忘れ物を繰り返すことで何度も叱られて自信を失ったり、周囲からレッテルを貼られると言ったリスクもあります。

忘れ物をして困った経験をさせることで改善させるという方法もありますが、 子供にとってはマイナスになってしまいます 。

まずは、忘れ物をして困ることがないように、大人がフォローすることが大切です。

忘れ物をよくする子に、何で忘れるのと責めても忘れ物は減りません 。

 

忘れ物をなくしたいというスイッチは親のサポートなくして入らない

忘れ物が多いのは生まれつきの性格もあります。

まずは、自分はできると自信をつけてあげることが大事です。

親御さんに絶対してほしいことは、その日のうちに予定表を見ながら、次の日何を持って行くのか、次の日の支度ができているかなどを確認することです。

また、様々な道具を利用することでも忘れ物対策になります。

よく使われるものとしては、付箋 to do リスト リマインダー アプリなどが一般的のようです。

付箋はどこでも貼っておけるという特徴を生かし、玄関に体操服と給食福袋を持ったかというように必ず目にする場所に貼って忘れ物を防止するために使用します。

これは、大人の仕事でも実際に私がやって役に立ったことです。

to do リストは持ち物をリスト化し ランドセルやバックに入れたらその項目にチェックをつけていくという形で使用します。

入れたかどうかが視覚化されるため、抜け防止に役立ちます。

リマインダー アプリは、設定した時間にアラーム とともにメモが表示される機能があり、毎日準備する時間になるように登録したり数日先の持ち物を忘れないように登録しておくといった使い方ができます。

後は準備をする時間を決める 準備をする時間を決めておくことも忘れ物を予防する方法の一つです。

朝に準備をするとどうしても新しくなってしまったり 持ち物が見つからない時に探してる時間がないといったこともありえます。

そこで 準備は前日のうちにしておくなどと決め、その時間になったらリマインダーで知らせて to do リストなどを使いながら ランドセルにも持ち物を入れていくといった方法があります。

 

整理整頓をきちんとする

 

ものの場所がわからなくなると忘れ物にもつながるため、日頃から整理整頓を習慣化していきましょう。

整理整頓をする上で大切なのは片付ける場所を明確にすることとタイミングを決めておくことです。

まず 片付ける場所は何をしまう場所か目立つ文字で書いておく、教科書はこのボックスに入れるなど、分かりやすくすると片付ける際に間違える可能性を下げることができます。

これは、月並みですが極めて効果的です。

もちろん 叱りながらではなく 「明日はどんなことをするのかな楽しみだね」など 親子の貴重なふれあいの時間として楽しみながらやってください。

そうして、忘れ物がなくなると子供は親の愛情を感じますし自信もついてきます。

やり方がわかってくれば、少しずつ自分でできる部分も増えるでしょう 。

何年生なのにと思うこともあるかもしれませんが、 同学年でも個人差が大きいのでその子に応じたサポートをすることが大事です。

自分が困れば懲りて直すから放っておくという人もいますが、こういう自業自得方式で育った子を見たことがありません。

子供も親と同じ感情の生き物です。

自分の嫌なことは子供も嫌なので優しく扱ってあげましょう

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