理科が得意になるおすすめ学習漫画 空想科学学園
Last Updated on 2022年4月24日 by toshi
大人向けでベストセラーになった空想科学読本、小学生に人気のジュニア空想科学読本は、そして空想科学シリーズに2017年から理科の学習漫画「空想科学学園」が追加されています。
今回は、空想科学学園について紹介していきたいと思います。
空想科学学園とは
空想科学学園とは、2017年7月に角川から出版された科学の学習漫画です。
小学生向けの学習漫画なので、オールカラーで読みやすく、内容も面白いため、飽きっぽい小学生でも最後まで読めるような工夫がされています。
空想科学学園の原作・監修は、東京大学中退で以前学習塾を経営をしていた柳田理科雄さんです。
学習漫画出版の狙いとしては「子供たちに空想する心と科学する心を育んでほしい」という思いがあるようです。
キャラクターデザインはケロロ軍曹の吉崎観音さん。
ケロロ軍曹は、かわいらしいキャラクターで子供たちに人気のアニメですが、空想科学学園でもこのキャラクターで漫画を楽しめるのはうれしいですよね。
その他にも、漫画を読んで学んだ知識をより確かなものにするために、所々に詳しい解説のページがついています。
また、角川の学習漫画シリーズは、学習漫画特有のハードタイプの本ではなく、コンパクトなコミック本形式なので場所を選ばず勉強できるところ、リラックスした状態で読むこともできるのも特徴の一つと言えます。
空想科学学園の内容
主人公は科学次郎という小学生の男の子。
名前の通り科学が大好きな少年で、漫画の主人公と言うだけあって好感がもてる顔つきをしています。
ある日この少年が空想科学学園に転校してきます。
そこには、アイドル、ガキ大将、ロボット、怪獣など人間だけでなく様々なクラスメートが待ち受けています。
そして、次郎はクラスメートと一緒に様々な科学の問題を解決していくことになるのです。
漫画のストーリー展開を楽しみながら、理科の学習ができるのでまさに一石二鳥の本と言えます。
空想科学学園がなぜおすすめなのか
小学校の理科で習う分かりにくい分野を漫画で勉強することができる
空想科学学園シリーズは、2021年1月の段階で、エネルギー編、かがくの不思議編、人の体編、ぼくらの地球編の4つに分かれています。
難しい理科の問題を、学習漫画を通じて科学的な視点が身に着いたり、何度も読むことで理科の知識が定着する効果があります。
分野ごとに分かれているので、必ずしも全部読む必要はありません。
苦手な分野だけ読むといったこともできるわけです。
空想科学学園は試し読みもできるので、読んでからを購入してみるのもいいかもしれませんね。
日本人が主人公の理科の学習漫画である。
理科の学習漫画といえばサバイバルシリーズが有名ですが、著者が韓国の方です。
日本と韓国は文化の違いがあるので、空想科学学園のように日本の学習漫画のほうが入りやすいかもしれません。
好みの違いもあるとは思いますが、子供にあった学習漫画を買ってあげてください。
空想科学学園の対象年齢は?
では、空想科学学園は何歳ぐらいから読むことができるのでしょうか?
漫画だけなら楽しく読めますが、内容的には理科の専門用語が出てくると理解するのは少し難しいと思います。
そのため、低学年ではなかなか理解できない可能性があります。
もし低学年の子供が読むのであれば、親のサポートが必要になるでしょう。
対象年齢は、8歳以上で小学校中学年から楽しめる本だと思います。
空想科学学園の口コミ
良い口コミ
・理科が好きな子は楽しく読めるし、学習漫画で理科が好きになるきっかけを作ってくれる本。
・学習漫画なので、理科の苦手な子供にもわかりやすく理解できる。
・ストーリーがしっかりしていて、楽しみながら読める。
悪い口コミ
・出版されている空想科学学園シリーズは4冊しかない(2021年1月の次点で)
空想科学学園まとめ
最後に、空想科学学園の人気の秘密は、科学的な視点から学習漫画が描かれていること、個性あるキャラクター、ストーリーの面白さにつきると思います。
また、コミックスなので持ち歩いてどこでも読めるのも何度も読んで理科の成績アップにつなげることもできます。
ネットで試し読みもできるので、まずはお子さんに読ませてみてはいかがでしょうか?