売れている理由は何?小学生に人気やばい世界史シリーズ
Last Updated on 2024年10月29日 by toshi

東大教授が教えるやばいシリーズには、世界史版もある
東大名誉教授が教えるやばい世界史は、2019年8月に出版されました。
2018年にやばい日本史が出版されたので、その続編になります。
やばい日本史は、内容の面白さや見開きで手軽に読める工夫、斬新なイラスト、日本史初心者でも楽しめる内容などからいまだに売れ続けている本です。
そのため子供だけでなく大人でも読める児童書として人気です。
やばい世界史もやばい日本史同様、すごい面とやばい面を東大教授が分かりやすく解説してくれます。
人間の心理として、完璧な人間はいつもすばらしいと思ってしまいますが、実際はみんな人間臭いところがあるものです。
今回は、やばい世界史について紹介していきたいと思います。
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やばい世界史のあらすじ
すばらしい功績を上げ、歴史に名を遺した人物は、偉人と呼びますが、偉人がいつも正しいことをしていたわけではありません。
人間の心理として、完璧な人間はいつもすばらしいと思ってしまいますが、時には間違ったことや失敗もしたり、常識はずれなことをした時もあります。
そんな偉人の恥ずかしい部分を並べて書いて、偉大な業績とはまた異なったそれぞれの偉人の人間臭い部分を浮き彫りにした本です。
その二つの面をすごい面とやばい面を東大教授が分かりやすく解説してくれます。
偉人のすごいとやばい
例えば、ハンムラビのすごいところは、メソポタミアを統一し法律をつくったこと。
一方で、ハンムラビのやばいところは、子供にやたら厳しかったこと(たいしたことでなくても罰せられた)。
クレオパトラのすごいところは、英雄と言われた二人を手玉にとったこと。
クレオパトラのやばいところは、実は美人ではなかったことです。
前述しましたが、通常の世界史では、偉人の良いところだけにしか触れないですが、この本では偉人の良いところだけでなく、悪い面に関してもきちんと解説されているところに好感がもてます。
偉人の長所、短所についてきちんと説明し、人間臭さを感じることができるのが、やばい世界史の人気の秘密かもしれませんね。
東大教授の教えるやばい世界史がなぜおすすめか?
やばい世界史は、今時の小学生や子供でもわかりやすく、読みやすいようにつくられた児童書です。
しかも、小学生受けしやすいようギャグなども満載です。
また、和田ラジオさんや横山了一さんの味のあるイラストや本文に掲載しているちょっとした漫画も小学生に人気があるようです。
また、親子で偉人の良いところ、悪いところをいろいろ話ながら読めば、世界の偉人についてより詳しく理解したり、記憶することができるので、ぜひやってみてください。
やばい世界史の対象年齢は?
対象年齢としては 10歳以上なら問題なく読めると思いますが、内容が面白いので小学校低学年ぐらいなら読み聞かせをしても十分理解できる内容なので、試してみてもいいのかもしれませんね。
また、児童書にも関わらず、かなり深い内容になっているので大人が読んでも面白い本です。
なので、やばい世界史は、子供から大人まで幅広く楽しめる本だと思います。
やばい世界史の公式サイトで途中まで無料で試し読みができるので、内容を確認してから購入しても良いでしょう。
東大教授の教えるやばい世界史の口コミ、レビュー、感想
最後に、やばい世界史の感想や口コミについて紹介します。
・教科書で習った偉人のすごい面とやばい面についても知れるので、面白い。
・世界史を楽しく読める入門書ぐらいなのかと思ったら、思ったよりも濃い内容。続編がでればいいと思う。
・世界史についてよくまとめられていて、大人でも面白い。
・偉人の光と影が分かり興味深い。この本がきっかけで小学生の高学年の息子が世界史が好きになってほしい。
どの歴史漫画がいいか迷っている方は、下記記事をどうぞ
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やばい日本史、世界史まとめ
やばい日本史や世界史の人気の秘密は、イラストのゆるさ、大胆な表現、内容のわかりやすさ、面白さなど多数あります。
小学生のお子さんがいる親御さんであれば子供と一緒に読むことで、日本史や世界史について楽しく学ぶことができるし、親子のコミュニケーションを深める機会になると思います。
まずは、一度試しに読んでみてはいかがでしょうか?