小学生のモチベーションを上げる たったこれだけプリント感想、口コミ
Last Updated on 2020年4月26日 by toshi
休校の影響もあってか最近100マス計算で有名な陰山英男先生の本、たったこれだけプリントが人気があるようです。
「たったこれだけ」というだけあって他のドリルと比べると、ページ数はあまり多くありません。
ただ実際にはこの本で学習することで、やる気がでたり、成績があがったという話も耳にします。
今回はそんなたったこれだけプリントについて紹介していきたいと思います。
たったこれだけプリントとは
たったこれだけプリントは、100マス計算で有名な陰山先生の監修で「少ない努力で最大の効果」を目的として作られた本です。
小学生で学習することは一見たくさんあるように見えますが、要点だけにしぼってしまえば実はあまり多くありません。
その要点を厳選してまとめたものが、たったこれだけプリントです。
その他にも、教科書よりも少ないページで内容が凝縮されていること、陰山メソッド採用されていること、子供のやる気を上げるなどの特徴があげられます。
1年生から6年生まで学年ごとに出版されているので、自分の学年のものを買ってもいいでしょうし、前の学年の復習や先取り学習に使うこともできます。
たったこれだけプリントの中身と使い方
たったこれだけプリントの気になる中身としては、基本は見開きで左に解説、右に練習問題が掲載されています。
つまり、解説ページをきちんと勉強した後であれば、練習問題はほぼ解けるような設定になっているわけですね。
陰山先生がたったこれだけと言うだけあって、この1冊で参考書と問題集を兼ね備えています。
一つ注意してほしいのは、いきなり鉛筆で書いてしまうと繰り返し勉強ができなくなってしまいますので、本をコピーして使うといいと思います。
たったこれだけプリント購入時の注意
たったこれだけプリントは2014年、2018年など古いものもあります。
書店で購入するなら問題ないと思いますが、ネットで購入するなら新学習指導要領に対応している2020年新版を購入しましょう。
Amazonで買うなら値段が高くなっている場合もあるので、よく確認してから購入するといいと思います。
たったこれだけプリントのメリット
重要ポイント(基礎)を短期間でおさえることができる。
基礎をきちんと抑える事が成績アップの鍵です。
この本では基礎を徹底的に追求しています。
教科書を隅から隅まで学習するのもいいのですが、それだと時間がいくらあっても足りません。
なので重要ポイントだけを厳選して覚えられるこの本は重宝するのではないかと思います。
ページ数がすくないのでモチベーションが上がる。
小学校習う勉強も要点をしぼってしまえば実は低学年は64ページ程度、中学年で86ページ、高学年で96ページの内容におさまってしまいます。
他の学年別総まとめドリルや問題集に比べて圧倒的に厚さがちがうので、小学生のやる気アップにつながります。
たったこれだけという言葉も小学生にとってはやる気につながる魔法のキーワードのようです。
たったこれだけプリントのデメリット
基礎は抑えられるが、応用問題が少ない
この本で勉強すれば基礎から普通程度の問題は解けるようになりますが、難しい問題が載っていないので、応用問題を攻略したい場合、本は自分で揃えるしかありません。
中学受験対策などには向いていない本です。
英語、プログラミングの問題はない
低学年は国語、算数 中学年~高学年は国語、算数、理科、社会のみで、新学習指導要領で必須のプログラミングと英語がありません。
1冊だけ終えて満足してしまう
小学生は1冊終わればすべて終わった、これでもう大丈夫と勘違いしてしまうお子さんもいます。
そうならないために親も学習の進捗具合を確認する必要があります。
たったこれだけドリルのレビュー、口コミ
娘が使ってみた感想、アマゾンなどのレビューをまとめたもの紹介します。
・教科書よりもページ数が少ないので達成感があるらしく、子どもが飽きずに勉強できる。
・学年別になっているため、1年間の予習、復習ができる。
・見開きで解説、問題になっているので、見やすく解説もわかりやすい。
・本が薄いので子供のやる気につながる。
たったこれだけプリントまとめ
たったこれだけプリントは要点がきれいにまとめられているので、確かにこれだけおさえれば学年別の基本となる部分は充分だと思います。(英語、プログラミングは他の本で補う必要があります)
ただこの本だけでは普通レベルの小学生にはなれますが、なかなか成績上位者にはなれないのも事実です。
やはり親としては、できれば普通のお子さん以上の学力をつけてほしいと思うのが当然だと思います。
あくまで基礎から普通レベルお子さんやなかなかやる気がでないという小学生向きの本だと思ってください。
そしてこの本でお子さんに基礎がついたら、さらに難しい問題集に挑戦していただきたいと思います。