13歳のハローワークは良書か悪書どっち?評価が分かれる理由

Last Updated on 2024年1月14日 by toshi

13歳のハローワークとは

13歳のハローワークとは、出版社は幻冬舎で、村上龍さんと言う方が書いた本です。

13歳ぐらいの視点からはなかなか見えてこない世の中の仕組みや様々な職業について詳しく書いてあったり、その仕事に就くにはどうしたらよいか具体的に分かりやすく説明してあります。

職業選択の漠然とした不安を取り除き、様々な職業について具体的に書いてある子供向けのガイドブックは、ありそうでなかったため、機会があればぜひ読んでみることをお勧めします。

13歳のハローワーク対象年齢は?

13歳と具体的に書いてありますが、おおよそ8歳ぐらいから大人まで様々年齢層で読まれています。

イラストが掲載されていたり、簡単な文章で書かれているので、取っつきやすいのかもしれません。

旧13歳のハローワークと新13歳のハローワークはどちらを買えばいいか?

2003年に刊行され127万部突破のベストセラーになった旧版の13歳のハローワーク、旧版を改定した新版。

BOOKOFFオンラインやAmazonなどで旧版と新版の13歳のハローワークを見かけますが、どちらを買えばいいのでしょうか?

新版の13歳のハローワークには、89の職業が新たに追加され、112ページ増量されたり、旧版では対象別に分かれていた職業項目を新版では教科別に分類し直している。

また、旧版には索引があるが、新版にはなし。難しい漢字にもルビが振ってある。

また旧版と新版では10年以上も離れているため、職業も古いし、収録数も少ないため、多少値段が高くても新版を購入したほうが良いかと思われる。

13歳のハローワークの評価がなぜ分かれるのか

旧版の13歳のハローワーク2003年に刊行、新版の13歳のハローワークは新しいとはいえ2013年に刊行しているため決して新しいとは言えません。

そのため、2023年の現在でも既に10年も経過しているため、絶えず変化している現代においては当然職業の内容が違ったり、ずれているなどの問題が起こってしまいます。

また、本の中の限られたスペースで紹介しているため、言葉足らずになってしまい誤解を生む結果になっているのかもしれません。

新 13歳のハローワーク

人生に迷わない道しるべ的な本 13歳の進路

13歳のハローワークの姉妹本として、13歳の進路という本があります。

13歳の進路は、一般的ではないかもしれないけど、人生において役に立つ方位磁石のような本だと思います。

学歴社会と言われた今までの日本は、多くの子供達が一般的な中学卒業後、普通科の高校へ進学、そして大学へ進み就活を経て就職というのが一般的でした。

ただ、実際は大学まで進んだとしても、正規の職員になれる人ばかりではなく、場合によっては非正規雇用になってしまう方も多いのが現状のようです。

なので、世間では一般的な道筋ではなくても、しっかり生きていけるようになる道しるべという意味で、この本はあるように思います。

13歳からの進路としては、高校(普通科、農業水産、商業、工業、家庭、看護、総合高等学校など)高等専門学校 (商船 航空)高専、フリースクール、高等学校卒業認定試験、公共職業訓練施設、大学、大学院、専門学校、通信教育、資格予備校、奨学金制度、自衛隊など各進路の詳細なデータと解説が満載。

社会の中で生き延びるのは簡単ではないが、しかし対応策が全くないわけではなく、上に書いたような対応策は存在します。

大学に行くことだけが人生ではないので、別な道も探っていってもいいのかもしれませんね。

 

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