小学生理科おすすめ学習漫画5選
Last Updated on 2024年1月21日 by toshi
小さいうちから本を読むことは脳に良い影響がある
最近の脳科学研究の観点から、小さいうちから本を読むことは脳にとても良い影響を与えることが注目されています。
実験は得意だけど、理科が不得意な小学生というのは本を読んでいないお子さんが多いです。
実際、理科が得意なお子さんは学習漫画や本を人一倍読んでいたといった話もよく聞きます。
なので、理科が不得意で悩んでいるのであればまずは学習漫画から入り、徐々に難しい本に進んでいけば良いのではないかと思います。
今回は理科が得意になるためにおすすめの学習漫画を紹介していきたいと思います。
理科が得意な子供の特徴
小学生の時、なぜか理科に詳しい子どもがいました。
なぜそのようなことが起こったかというと、そういう子どもは理科の学習漫画を読んでいたからです。
理科の漫画は「マンガ」ではあるけれど理科で大切な知識が随所にちりばめられた学習漫画であり、決して侮れないのです。
当時の理科の学習漫画は今では書店で目にしなくなりましたが、今は新しい理科の学習漫画がたくさんでているのでそちらで十分補えると思います。
理科の学習漫画がなぜおすすめなのか
それでは、理科で大切な知識が随所にちりばめられた理科の学習漫画の具体的な特徴についてみていきましょう。
理科の学習漫画の特徴
面白く、分かりやすい
理科の教科書は、写真やイラストが少なく、大部分は簡潔な文章で構成されています。
そのため、教科書を読むのはあまり楽しいものではありません。
その点、理科の学習漫画は、絵や写真、ストーリー性があるので面白く分かりやすいです。
記憶に残る
先ほども触れましたが、小学校の理科の教科書はほとんど文章で構成されています。
文章や用語だけ勉強しても具体的にイメージできないし、長期的には記憶に残りません。
なぜなら、人間は機械的に覚えたことはすぐに忘れてしまうからです。
その点、学習漫画は、絵を通じて視覚を使うし、ストーリーとして読んだほうが、ただ暗記で覚えた場合よりも何倍も記憶に残るのです。
そのため、教科書、参考書などで理科の勉強をするなら、理科の漫画を繰り返し読んだほうが確実に成績アップにつながります。
図書館でお気に入りの学習漫画を探す
さて、理科の学習漫画ですが、実はいろいろな出版社から販売されていてそれぞれ特徴があります。
内容が簡単すぎる場合やギャグばかりで思っていた本と違うといったことも十分考えられるので、まずはお子さんと一緒に図書館に行き、試し読みをしてみてください。
選ぶポイントとしては、
- 漫画のイラストが好みである
- 内容が分かりやすい
- 子供が気に入っている
あたりを押さえたい所です。
中でも3番目は重要で、子供は気に入らないと途中で読まなくなりますので、特に全巻セットで購入する際は十分注意してください。
全巻セットで揃える?
学習漫画は、全巻セットで購入したほうがいいのでしょうか?
確かに学習漫画は、理科の勉強にはなりますが、巻が進むにつれて雑学的な内容も多くなってきます。
しかも、1冊、1300円程度なので全巻購入するとなると、相当な金額がかかるでしょう。
なので、小学校の勉強に必要な知識を得るのであれば、ある程度読む巻を絞ったほうが良いのではないかと思います。
以下で小学生に人気の学習漫画を紹介しますので参考にしてみてください。
小学生におすすめ理科学習漫画ランキング
1位 実験対決シリーズ
実験対決が人気の秘訣は、通常なら理解しにくい実験内容でも、漫画を読むことで楽しく学ぶことができるという点です。
また、理科の授業の全体像をつかむことができ、内容的にも中学受験にも対応できるような重要事項が盛り込まれていたり、中学生程度のレベルまでカバーされているので、1冊読むごとに確実に知識と実力がついていくのが分かると思います。
最初は、酸性・アルカリ性の対決から始まって、力の対決、光の対決、生物の対決、電気の対決と続いていきます。
現在41巻まで出版されているので、できれば授業などで習う分野に絞って購入すると良いかと思います。
2位 サバイバルシリーズ
サバイバルシリーズは、2位の実験対決同様、小学生に人気があるオールカラーの科学漫画です。
もともとは韓国でヒットした科学漫画ですが、今では中国、台湾、タイそして、日本でも大ヒットしていて、シリーズ累計2000万部以上とも言われています。
サバイバルシリーズでは、つらい冒険の中で子供たちは決してあきらめず、勇気と知恵をふりしぼって必死に困難に立ち向かって困難を克服していきます。
ためになると同時に内容が面白いので買って損はないと思います。
実験対決同様、サバイバルシリーズもかなりの巻数があるので、理科の試験で役に立つ分野を選択して買うと良いと思います。
3位 空想科学学園
空想科学学園は、2017年7月に角川から出版された科学の学習漫画です。
小学生向けの学習漫画なので、オールカラーで読みやすく、内容も面白いため、飽きっぽい小学生でも最後まで読めるような工夫がされています。
空想科学学園の原作・監修は、東京大学中退で以前学習塾を経営をしていた柳田理科雄さんです。
学習漫画出版の狙いとしては「子供たちに空想する心と科学する心を育んでほしい」という思いがあるようです。
キャラクターデザインはケロロ軍曹の吉崎観音さん。
また、角川の学習漫画シリーズは、学習漫画特有のハードタイプの本ではなく、コンパクトなコミック本形式なので場所を選ばず、リラックスした状態で読むことができます。
柳田理科雄さんは、空想科学読本の子供版ジュニア空想科学読本という本も書いているので読んでみると良いかもしれません。
想像力や論理力が鍛えられる本です。
中学受験の入門編におすすめ学習漫画
ドラえもん科学ワールドセット
ドラえもんの作者藤子F不二雄先生は、科学や生物などをテーマにした漫画を多く描いています。
宇宙、動植物、恐竜、光と音、体と生命の不思議の5冊ですが、藤子先生の漫画からこれらのテーマから厳選した漫画と解説がついているので、中学受験の入門書として最適です。
レベル的には小学校低学年~問題なく読むことができます。
名探偵コナン理科ファイル
名探偵コナンの漫画を楽しみながら理科の勉強ができるので、コナンが好きなお子さんは購入したほうが良いです。
ただ、漫画部分だけではもったいないので解説部分も隅々まで読みましょう。
解説部分まできちんと読み込めばかなり勉強の効果が期待できる学習漫画だと思います。