家庭での勉強時間については、多くの親御さんが悩んでいる問題だと思います。
ただ勉強時間については、様々で親御さんの考えやお子さんが将来どうなりたいかによってかなり変わってきます。
例えば、うちは中学受験をするから、小学校1年生のうちから勉強させなきゃとか、いやうちは女の子だから勉強はほどほどで普通の中学校にはいれればいいといった具合です。
まぁそうはいっても、ある程度勉強をする時間の目安は必要かなと思います。
ではどのように勉強時間を決めればいいのでしょうか?
学力テストで一位の秋田県勉強のルールって何?
我が家では秋田県式勉強のルールを参考にしています。
秋田県ではもともと学力テストが全国で最低レベルだったのですが、学力アップするため試行錯誤し、見事学力テストで全国1位になることができたのです。
この秋田県式勉強のルールによれば、
学習時間の目安は学年×10分です。1年生であれば10分、6年生であれば60分です。この時間を集中して学習できれば、小学生としては十分です。 小学生の学力を上げる秋田県式勉強のルール
本文には特に書いてないですが、宿題は別ってことですね。
確かに、宿題だけではみんなと一緒の勉強しかしていないため、他人より抜きんでることはできません。
少しの時間でも、毎日継続して勉強することで、長い目で見ればかなりの差が生まれてきます。
こういった少しの努力を継続していくことが大切なのです。
ただ時間を決めても集中できない子供であれば、こういったやり方で
1年生であればまずは1日1ページ、2年生以上は1日2ページを目標にしますが、内容が難しく時間がかかりすぎるときは1ページだけにするなど、学習時間と量のバランスを見ながら学習するといいでしょう。
さてうちはどっちだろうと思わず考え込んでしまった親御さんもいると思います。
もし分け方が分からないのであれば、低学年と高学年で分けてみてはどうでしょうか?
小学校低学年(1~3年生)は、時間よりページ数優先
お子さんが低学年ぐらいまでは、集中力が続かないため、時間での勉強法はあまりお勧めしません。(お子さんにもよりますが・・・)
また、部屋で勉強してもすぐに飽きてしまうので、以前に紹介したリビングでの勉強法がお勧めです。
小学校高学年(4~6年生)は、ページ数より時間優先
高学年になると、基本わからないことは辞書、事典などを使って自分で勉強しなければなりません。
家庭教師や兄弟に教えてもらう方法もありますが、自分で問題を解いたり、調べたりすることが一番大事なので、できるだけ自分で学習する時間をつくってください。
小学校勉強時間まとめ
・小学校低学年(1~3年生) 学習時間の目安は学年×10分
・小学校高学年(4~6年生) 1年生であればまずは1日1ページ、2年生以上は1日2ページ