小学生のテレビやゲームの時間は1日どれぐらいがいいの?
Last Updated on 2024年3月29日 by toshi

子供のテレビ、ゲームの時間をどう管理するか
今はテレビだけでなく、3DS、Switchなどいろいろな携帯型ゲーム、スマホでも無料でゲームが楽しめる時代です。
そのため、親がきちんと子供のゲームやテレビを見る時間を管理しなければ、子供はいつまでもダラダラと過ごしてしまう可能性があります。
そのまま放っておけば、最終的にゲーム依存症になったり、学力や成績にまで影響してくるでしょう。
では、どのように時間管理をしたらいいのでしょうか?
今回は、テレビやゲームをする時間やそれらとどう付き合っていけばいいのかなどを紹介していきたいと思います。
小学生の一日のゲームの平均時間は?
小学生一日あたりのゲーム時間のアンケートをとったところ、30分が一番多く、続いて1時間以上2時間未満、ゲームをまったくしないという子供もいたそうです。
こうしてみるとそれほどゲームをしていないのかなと思ってしまいますが、中には3時間、4時間やっている強者もいて、小学生の一日のゲーム時間の平均は1時間30分と決して少なくはないようです。
東京大学大学院情報学環の藤本徹准教授によると、 1日3時間 週21時間以下の範囲であれば、日常生活に影響する依存の問題は出ていないという調査結果があるとのことです。
そうは言っても、本当に依存していないか気になると思うので、一応の目安ということで 参考にすればいいのではないかと思います。
遊びだけでなく、勉強も 詳しい内容は下記記事をどうぞ
長時間のゲームは依存症や学力低下を引き起こす
学校から帰ってたらゲームばかり繰り返してしまうお子さんもいます。
常にゲームのことばかり考えるようになると、場合によってはゲーム依存症と呼ばれる病気になっているかもしれません。
依存症になれば、ゲームのことが頭から離れなくなり、勉強が手につかなくなってしまいます。
そうならないためにも、親がある程度のルールを決めてゲームをやらせるようにしてください。
ゲーム好きな子の声かけには注意をする
ゲームが好きな子に声をかけるのに注意をしたいのは、親が思うほどゲームは悪いことではないということです。
ゲーム好きの子は、ゲームの中で目標をクリアし 達成感を味わうことで自己肯定感が高めます。
親は中毒や依存を心配して叱るのですが、返って子供は自分が好きなことを否定されていると、孤独を感じてしまいます。
依存症のリスクは孤独な状態で高まるので、大切なのはまず共感することです。 面白そうだね、教えてよとゲームをきっかけにコミュニケーションを深めましょう 。自分を理解してもらえて初めて子供は親の言葉にも耳を傾けられます。
その状態になったら、親子が対等なルールを作っていきましょう。
子供のテレビ、ゲーム時間のルール
我が家では、テレビ、スマホアプリなどのゲームをする時間をきちんと決めています。
そのルールは、大きく分けると下のような感じです。
テレビのルール
- 学校から帰ってきたら、まずは宿題と明日の準備をする。それが全部終われば、1時間だけ好きなテレビ番組を見てもいい。
- 子供に人気のドラえもん、プリキュアなどのアニメはすべて録画しておき、好きな時にいつでも見れるようにする。
- 目に悪いので、テレビはあまり近くで見ない。
ゲームのルール
- ゲーム(人気のゲームアプリ、SWITICH、3DSなど)をする時間は30分。
- 勉強ソフトを使ったDS、3DS、SWITICHはゲームに含めない。ただし30分~1時間程度で。
ゲームしながら、勉強できるゲーム機とは 詳しい内容は下記記事をどうぞ
東大生も昔遊んでいた Nintendo SWITCH・3DSおすすめのゲームとは
子供と遊びのルール
- 友達と遊ぶ場合は、生活習慣病や運動不足にならないためにもゲームではなくできるだけ外で遊ばせる。
小学生のテレビやゲームの時間は1日どれぐらいがいいかまとめ
娘の友達の中には、両親が共働きなのでゲームをたくさん買ってもらい、いつもゲームばかりしているお子さんもいるそうです。
うちはゲームが1時間しかできないのにいいなと言ってくるときもありますが、その時は我が家のルールを再確認させています。
確かに、ゲームをもう少しやらせてもいいんじゃないかという気持ちもありますが、家庭でのルールをきちんと守ることは、これから生きていくうえで大事なことです。
やはりなんでも自分の思い通りになってしまうと、将来的にもあまり良い方向にはいかない気がします。
もし子供が時間管理ができていない時は、ぜひルールを決めてあげてくださいね。