小学生理科の実験を先取りしてライバルに差をつける『学校勝ち抜き戦 実験対決 かがくるBOOK』
Last Updated on 2024年3月19日 by toshi
理科の授業は、小学校3年生から始まります。
我が家の娘も、もうすぐ小2の2学期が終わろうとしているため、小3からの理科の授業対策として、理科の先取り学習を始めることにしました。
先取り学習をしているか、していないかで、今後理科が好きになるか、嫌いになるかはっきり分かれてしまいます。
小学3年生になると、9歳の壁もあり、この時期から勉強が難しくなります。
三年生からは、社会、理科、簡単な英語学習など、新しい教科が増えるので、理科に限らず早めの対策が必要なわけです。
中学受験を考えているならなおさらですよね。
今回は、理科の先取り学習について書いていきたいと思います。
理科の先取り学習 理科の実験教材を使う
そうはいっても、最初から難しい参考書、問題集からはいると小学校で理科の授業が始まる前に理科が嫌いになってしまうかもしれません。
小学生の心をつかむには、まず理科で1番楽しい実験から始めるのもありです。
ただ、理科の実験を体験するには、実験キットがお勧めです。
とはいっても、1つの実験だけなら問題ないですが、いろいろやりたいとなるとそれなりに値段もかかります。
では、どうしたらいいでしょうか?
理科の学習漫画おすすめ
比較的お手頃で楽しく理科の学習をするなら、学習漫画がおすすめです。
私が娘に選んだのは、朝日小学生新聞でお勧めの本として紹介されている学校勝ち抜き戦実験対決 かがくるBOOKです。
学校勝ち抜き戦実験対決あらすじ
この本のあらすじを簡単に紹介しますね。
隣り合った小学校に実験クラブがありました。
私立の太陽小学校は、とても優秀な学校で、そこの実験クラブは、化学オリンピックに参加できるほどの、いわゆるエリート集団です。
それに対して公立あかつき小学校は、できたばかりの実験クラブで、実績も何もない素人の集まりような小学校でした。
しかし、その学校に秀才、そのライバル、秀才に思いをよせる美少女など入部します。
それでも、太陽小学校の実験クラブにはとても勝てそうにありませんでした。
しかし、実際戦ってみると、この弱小チームがエリートのチームに互角以上の戦いを繰り広げていきます。
まさに人気漫画の王道のような作品です。
実験対決の対象年齢は?
私が娘に実験対決を買ってから、娘は毎日夢中で読んでいます。
内容的には、小学校2年生では少し難しいのですが、漢字には読み仮名がふってあるし、親御さんも一緒に読んで内容を簡単に説明してあげれば、少しずつ理解できると思います。
一人で読ませたい場合は、小学3年生(10歳)から高学年であれば問題ないでしょう。
ぜひ、早い段階から自宅の本棚に置いておき、何度も繰り返し読ませるといいと思います。(1冊30分ぐらいで読めます)
実験対決は児童書、漫画?
実験対決は児童書や漫画だから、内容が薄いのかなと思っている方もいます。
確かに漫画(学習漫画)のくくりではありますが、ところどころに中学受験にも対応できるような重要事項が盛り込まれているから驚きです。
また、漫画を読みながら、本当に理科の実験室で実験をしているような疑似体験ができるのも特徴の一つです。
なので、児童書や漫画だからと決して侮れない本であると思います。
実験対決が人気がある理由
実験対決が人気の秘訣は、通常なら理解しにくい実験内容でも、漫画を読むことで楽しく学ぶことができるという点です。
また、理科の授業の全体像をつかむことができ、内容的にも中学生程度のレベルまでカバーされているので、1冊読むごとに確実に知識と実力がついていくのが分かると思います。
最初は、酸性・アルカリ性の対決から始まって、力の対決、光の対決、生物の対決、電気の対決と続いていきます。
全10巻なので、理科の学習の投資としては安く済むでしょう。
実験は子供にとって好奇心をくすぐる楽しいものです。
この漫画を通して少しでも理科に興味をもってもらえたら成功と言えるでしょう。
理科の授業が始まる前の先取り学習用としてお勧めできる本です。