小学生が苦手な図形問題を解くコツが分かるようになるには
Last Updated on 2024年3月5日 by toshi
小学生は、算数図形問題が苦手
小学生は、図形の問題を苦手としているお子さんが多いです。
中には、試験で図形や面積の問題がでただけで、問題を解くことを諦めてしまうお子さんもいます。
しかし、学年が上がっていけばいくほど図形の問題は難しくなっていくので、試験で点数が取れなくなってしまいます。
それでは、小学生のうちから図形問題に対して苦手にしないためには、どうしたらいいのでしょうか?
今回は、どうしたら図形問題の苦手を克服できるかについて紹介していきたいと思います。
図形は公式を暗記すれば良いは間違い
図形が苦手な生徒は、公式はほとんど暗記しています。
でも、実はそれだけでは十分ではありません。
確かに図形の問題がやさしいうちはいいのですが、複雑な図形問題は公式だけでなく、センスも必要になってきます。
特に中学校になると算数から数学に変わり、公式の暗記だけでは問題が解けなくなってしまうでしょう。
そうならないために、今から何らかの対策は必要です。
小学校算数の図形問題は、パズル遊びやブロック遊びでセンスを磨く
対策とはいっても、何も難しいことをするのではありません。
小さい頃から、パズルやブロックに触れる機会を作ることは大事です。
以前、テレビのある番組で、東大に入るためにはどんな勉強が必要かを放送していました。
その番組の中で、東大の理工学部の生徒の1人が自分の勉強方法を語っていました。
そして、自分が図形の問題が得意なのは、幼い頃からレゴブロックやパズルで遊んでいたからではないかと言っています。
実は、このことは偶然ではなく、科学的な根拠も証明されているそうです。
- 図形は、言葉で説明しようとしても理解するのが難しい。問題を解くにはセンスが問われる。そのセンスは、パズルやブロック遊びが役に立つ
- ブロックやパズルの向きを変えたり、回転させたりすると、空間把握力がつき、図形問題が楽に解けるようになる。
なので、子供がパズルやブロックが好きならどんどん遊ばせることをおすすめします。
算数脳、数学脳を鍛えるパズル タントリックス
今は、算数脳を鍛えるゲームもいろいろあります。
算数脳を育てる遊びと言えば、小さなパーツを並べて、一枚の写真や絵を完成させるパズルが有名ですよね。
一般的なパズルでも算数脳を育てる効果はあるのですが、より効果を求めるなら、有名私立中学校、有名高校の生徒が夢中になっているタントリックスというパズルゲームをお勧めします。
タントリックスは、六画形のタイルに描かれた赤、青、緑、黄色の4本の線を同じ色の線が繋がるように、ピースを並べていくゲームです。
他にも4本の線から自分の色を決めて、できるだけ長く繋げることを競う対戦型もあります。
相手に負けないようにいろいろと考えることが、図形問題のセンスをつけるだけでなく、考える力をつけることにもつながるようです。
中学受験を考えているなら、小学校入学前か低学年のうちからこのゲームで遊ぶことで、算数脳をグングン育てることができます。
ぜひ、試してみてくださいね。
タントリックスとタントリックスディスカバリーの違い
購入する際は、タントリックスとタントリックスディスカバリーがあるのですが、間違わないようにしてください。
内容は変わりませんが、タントリックスディスカバリーは入門編なので安いのですが、ピースが10個しかありません。
一人でも、対戦型でも10個のピースでは、最終的には物足りなくなってしまい、タントリックスパックも買うことになってしまいます。
そのため、最初からセットのタントリックスを買ったほうがお得です。
まあ大人でも楽しめるので、損はしないと思います。
たまに、子供に返って、お子さんと一緒に遊んでみるのもいいのかもしれませんね。