時代を超えて小学生に人気の児童文学 ズッコケ3人組

Last Updated on 2024年3月20日 by toshi

懐かしいズッコケ3人組は、1978年に第1作が発刊以来時代が変わっても根強い人気です。彼らの周りでは、常にいろいろな事件が起こりますが、最後には必ず一件落着する安心感があります。 分かりやすいストーリーに加えて、笑いやユーモア もあり、子供たちは ズッコケの世界にのめり込みます。

今回は、懐かしいずっこけ3人組について 紹介していきたいと思います。

 

ズッコケ3人組とは

 

ズッコケ3人組は、小学生向けの児童文学で、著者は那須正幹さんです。

中国地方にある町で、稲穂県ミドリ市花山町を舞台にハチベエ 八谷 良平、ハカセ 山中正太郎、モーちゃん 奥田三吉の3人の小学6年生を中心に物語が展開され、様々なテーマで描かれています。何度もテレビアニメ化やドラマ化がされているほか 映画化もされています。第一作となるそれ行けズッコケ3人組は、短編がいくつか納められていて入門編としてもぴったりです。 私も子供の頃すっかりはまってしまって、どんどん次を読んでも満足しきれなかった思いがあります。

 

登場人物紹介

 

ハチベエ 本名 八谷 良平主人公

ハカセ 本名 山中正太郎

モーちゃん 本名 奥田三吉

よっこ 本名 荒井陽子。長い髪を2つ結びにした大きな目の美少女です。 頭も良くてスポーツ万能な優等生ですが、性格はやや きつめ。父親は稲穂県庁の職員です。

圭子 本名 安藤圭子。ショートカットでボーイッシュな見た目をしています。 面倒見の良い姉御肌でいつもハチベエと口喧嘩を繰り広げています。

ゆっこ 本名 榎本由美子。陽子、圭子とともにクラスの美少女として扱われています。 明るく社交的な性格の持ち主です。

 

ズッコケ3人組の対象年齢

 

ズッコケ3人組の対象年齢は、10~12歳、学年で言えば小学校4年生~6年生ぐらいです。 このシリーズは、学校行事やタイムトラベル、ポルターガイスト現象、宇宙人との遭遇など非現実的な題材を取り上げています。 1話完結が原則であり、どの巻からでも読めるようになっていますが、昔の社会情勢や学校制度の変化を反映しているため、今の時代背景に矛盾があることもあります。

 

ズッコケ3人組は続編もある

 

2005年にズッコケ3人組シリーズの続編が発表されました。40歳を超えたハチベエ、ハカセ、モーちゃんの3人が描かれていて、大人向けの内容のため児童書ではなく、一般書として刊行され、シリーズ化しています。 小学校を卒業してから28年経ちますが、パッとしない3人は子育てや介護などの問題と向き合わなければなりません。ハチベエはいつも口喧嘩をしていたケイコと結婚し、一平と亮介という2人の子供を設けました。反対を押し切り、八百屋をコンビニに変えて経営しています。

ハカセは史学科の大学院まで進学した後、袋町小学校の社会科教諭になりました。 彼のことが好きだったよっこと交際を続け 結婚 長男の翼が生まれています.

モーちゃんは大阪出身の女性と結婚し娘が一人います。 鉄工所に勤務していましたが、会社が倒産したため職を失いました。仕事を転々とする生活をしていて今は母親の元に身を寄せています。

 

小学生のうちにぜひ読んでほしい東大生おすすめ本ランキング

 

うわさのズッコケ株式会社ビジネスの勉強にもなる

 

シリーズは全部で50作あり、シリーズ中最高傑作と言われるうわさのズッコケ株式会社は、小学生の時に読みましたが、内容的にも面白くて、印象に残っていますね。 3人組が会社を設立してしまうというとんでもないお話ですが、児童書とは思えいほど、商売やビジネスのことが分かります。 小学生のうちにぜひ読んでほしい一冊です。

 

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