小学生随筆はどう勉強すればいい?おすすめの本は?

 

小学6年生の国語の授業で習う随筆ですが、物語文や説明文と違ってなかなか分かりにくい文章なので、できればあまり勉強したくはないですよね。

ただ、随筆は宿題に出されることもあるため、たとえ苦手であっても勉強は避けては通れないようです。

なので、今回は随筆とは何なのか、随筆が分かるおすすめの本などについて紹介していきたいと思います。

 

 

随筆とは

 

まずは随筆とは何かについてみていきましょう。

随筆とは、ある事象に対して自分が感じたこと、体験したことをありのままに書くことです。

随想、エッセイ、エッセーなどと呼ばれることもあります。

でもこれらは本当に同じ意味なのでしょうか?

実は微妙な違いがあります。

 

 

随筆と随想の違い

 

まず随筆ですが、随筆は経験、体験した感想などを書いたものです。

それに対して随想は、心で感じたこと、思いついたことを書いたものです。

こうして書き出してみると全然違いますよね。

少し分かりにくいかもしれませんが、自分が思ったことをそのまま記したものが随想と覚えておくと間違えないのではないかと思います。

 

 

随筆とエッセイは同じ意味?

 

もう一つ、随筆とエッセイについてもよく議論されます。

エッセイとは、モンテーニュのエセーから生まれた言葉で、随筆とほぼ同じような意味でとらえられていますが、エッセイはどちらかと言えば随想の意味合いが強く、書き手の心の様子を描いたものと言われています。

ニュアンスとしては、

・随想とエッセイは大体同じ意味である。

・随筆は別ものである。

と覚えておけばいいと思います。

 

 

小学生におすすめのエッセイ

 

小学生向けの現代版エッセイと言えば、ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんが描いたもものかんづめがおすすめです。

この本を薦める理由としては、漫画ちびまるこちゃん同様、小学生でも分かりやすい文章で書かれていて、作者の気持ちや考えがとてもよく分かるからです。

小学生向けエッセイ入門書といえるでしょう。

小学校高学年ぐらい~なら容易に読めると思います。

 

もものかんづめ (集英社文庫)

 

小学生随筆本おすすめ

 

さて、随筆と随想、エッセイの違いが分かったところでまた随筆の話に戻ります。

随筆とはどんな文章か知るには、実際に随筆文を読むしかありません。

随筆でおすすめしたいのは、日本の三大随筆と呼ばれる清少納言が書いた枕の草子、鴨長明が書いた方丈記、兼好法師が書いた徒然草です。

古典の作品ではありますが、現代語訳できちんと読み砕いていけば、随筆とはこういう文章を書くのだなと理解できると思います。

 

枕草子 清少納言

 

枕草子 清少納言のかがやいた日々 (講談社青い鳥文庫)

最初に紹介するのは、枕草子の作品で対象学年は、小学生中学年~読めると思います。

小学生向け随筆の入門書とも言える本書は、とにかく簡単にわかりやすい文章で書かれているのが特徴です。

枕の草子は、

春はあけぼの ようよう白くなりゆく山際・・

の書き出しが有名ですが、当時の世の中のあきれたこと、頭にきたこと、落ち込んだことなどを赤裸々に書いてあるので、随筆とは何か、随筆の書き方の例を学ぶことができます。

特に小学生女子におすすめしたい本です。

 

徒然草 吉田兼好

 

まんがで読む 徒然草・おくのほそ道 学研まんが 日本の古典

日本三大随筆の一つです。

つれづれなるままに 日暮しすずりに向かいて

から始まり、自分の考えを分かりやすく伝えています。

古典文学でありながら、なぜか現代にも通じる知恵が多いように思います。

小学生向けの良い本がないため、学習漫画を紹介しています。

あとで学習漫画のことを書きますが、まずは漫画で内容を理解してから原文を読むという勉強の仕方も効果があるのでぜひ試してみてください。

 

方丈記 鴨長明

 

方丈記/水木しげるの泉鏡花伝 (水木しげる漫画大全集)


方丈記は鎌倉時代の随筆で、徒然草同様古典三大随筆の一つです。

漢字と仮名が混ざった和漢混合文が特徴で、乱世をいかに生きるかを書いた人生論になっています。

漢字と仮名の混在が脳の刺激になるので、ぜひ読んでおきたい随筆です。

こちらも小学生向けの本がなかったので、学習漫画を紹介しています。

水木しげるさんが描いているので、なんとなくゲゲゲの鬼太郎のようなニュアンスが感じられる気がするのは私だけでしょうか。

水木先生の漫画が好きな方にはおすすめです。

 

 

随筆の学習漫画だとさらに理解しやすい

 

まんがで読む 枕草子 (学研まんが日本の古典)

小学生が随筆を理解するには、漫画を利用するのも効果的です。

漫画の利点としては、短時間で一気に読むことができ、内容もすんなり頭に入ってくることです。

短時間で目に見える成果が欲しい方には、学習漫画は欠かせないでしょう。

しかも随筆のパイオニアである枕の草子の漫画であれば充分すぎる効果が期待できるでしょう。

小学校高学年~大人まで幅広い年齢層で楽しめる本です。

 

 

随筆の学習法

 

随筆の勉強というと漠然としてしまってよくわからないと思います。

そこでこれだけはぜひやってほしいことを3つ挙げたいと思います。

まず第1に三大随筆の原文を音読すること。

2番目に、現代語訳を読むこと。(学習漫画でも可)

3番目は、自分なりに随筆を書いてみることです。

これだけやれば、かなりの効果が期待できると思います。

まずは、一つでもやってみることをおすすめします。

 

随筆文の書き方については、下記記事をどうぞ。

・小学生随筆文で悩まない。随筆文の簡単な書き方

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