小学校2年生の学習発表会は『群読』に決定。親が読んでおきたいおすすめの本は?
Last Updated on 2025年8月4日 by toshi

秋に娘の通っている小学校で学習発表会があります。
娘の話では、今回の学習発表会では、劇やダンス、群読などを披露するそうですが、群読は娘の学年の小学2年生が担当するそうです。
そのため、学校ではそれに向けて、小学生用の群読の台本を見ながら毎日読み方の練習をしています。
帰宅後も、台本の文章を暗記をしなければいけないらしく、なかなか大変なようです。
一生懸命に取り組んでいるので、私も学習発表会に行く前に、群読について少し調べてみることにしました。
大人も一緒に読める群読低学年のおすすめの本
教科書からできる群読シリーズ台本集 ①低学年編 汐文社出版

私が、群読について知りたいと思った時に、最初に取っ手に取ったのがこの本です。
内容が分かりやすく書かれているので、お子さんが、群読って何?、群読のコツが知りたいといった疑問をもった時にぜひ読んでほしい本です。
この本では、群読のやり方や群読のコツなどがわかりやすく解説されています。
また、光村図書や教育出版、学校図書など小学校で使用されるこくごの教科書の1、2年生の作品が多数掲載されてるのも、大きな特徴の一つです。
教科書に掲載されている詩や物語で既に習っている場合はより深く理解できるでしょうし、別な教科書に掲載されている詩や物語であれば、未知の文章に触れる楽しみを味わうことができます。
低学年の群読台本の内容
目次を見ると、
パート1 群読のことばあそび編と詩編
かずとかんじ、いろんなおととあめ、たんぽぽ、おがわのマーチ、うわさばなし、ひかるまんげつ、いるか
パート2 ものがたり編
おむすびころりん、お手紙、子供の好きなかみさま、きつねのおきゃくさま、かさじぞう、めっきらもっきらどおんどおん、くじらぐも
小学1年生で習うくじらぐも、小学2年生で習うおてがみ、その他も聞いたことがあるラインナップです。
1番最初に掲載されているのは、光村図書出版 こくご1上に載っている『かずとかんじ』です。
中身を見てみますと、まずは、10人の子供達で、一人ひとり「ぶた」の役を決めます。(1から10まで)

次に、全員で「1つ数えると」というと、① のぶたが「こぶたが一匹」と答えます。
さらに、全員で「2つ数えると」というと、① ②のぶたが「こぶたが二匹」と答えます。
それをぶたが10匹になるまで繰り返します。
最後には、10匹のぶたの声がそろい、きれいな群読になります。

10人でできるので、もちろん小学校の群読の授業でもできます。(最近は、小学生の授業で群読を取り入れている小学校も多いようです)
娘に本を見せると、「これ1年生の教科書でやったよ」とくじらぐもから読み始めます。
次に『お手紙』の掲載されているページを開きながら「これは今やってるとこ」と指を指しながら得意げに教えてくれました。
前にも書きましたが、この本では、光村出版、教育出版、学校図書、有名な絵本などから、詩や物語を厳選しているので、読み物としても非常に優れていると思います。
基本は教科書を題材にしているので、一度習ったものでも、また新たな視点で教科書を読み直せるのも、良い点ですね。
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群読のねらいとは

本の中身についてもう少し紹介します。
そもそも郡読の目的とは何でしょうか?
編集者の江戸川群読研究会の刀禰佳夫(とねよしお)さんはこう述べています。
今子供たちのコミュニケーションの低下が問題になっています。その原因の一つに、言語環境の変化があげられます。様々な機器の発達と供に、音声言語を使わないで、人とのコミュニケーションを図る人たちが多くなってきました。教科書からできる群読シリーズ台本集 1低学年編
確かに、ネットやメールなどが一般的になってしまい、言葉を使わなくても情報を伝えられるようになってしまいました。
便利は便利ですが、そればかりに頼り切りになってしまうと、言葉で伝える能力は衰えてしまいます。
子供たちは今その危険な状態にあるわけです。
もっと楽しく、人と交わりながら、生きたことばを学ぶ方法はないだろうか。わたしたちは、そんな考えから群読という活動に取り組んできました。教科書からできる群読シリーズ台本集 1低学年編
さらに著者は、群読の意義は、デジタル化が進んだ現代において、言葉を使った人間同士の交流を復活させることだと述べています。
地球上において、人間は言葉を話すことができる唯一の生き物です。
小学生のうちから、その言葉の大切さを再認識するうえでも、群読は役に立ちます。(もちろん朗読や暗唱など日本語全般もそうですね)
群読の読み方のポイント
台本に出てくる役(人や動物など)に合わせて、読む人を選びます。
群読の読み方として、何人かで読んだり、リズムを変えたり、声を重ねたり、声をずらしたり、読む人の数を増やしていくやり方などいろいろあります。
群読のやり方は、一つではありません。
チャレンジするのであれば、いろいろ工夫し、ぜひオリジナルを目指して頑張ってください。
低学年をマスターしたら中学年にもチャレンジ
今度は『教科書からできる群読シリーズ台本集 2中学年編』を買ってみた
群読と朗読との違い
よく間違えられるのは群読と朗読の違いについてですが、著者によると
朗読というのは、作品を深く読むことによって、作品を自分のものとし、人に伝えることです。
群読は、さらに読み手どうしが心を通わせあって、1つの作品を読む活動です。いろいろな優れた作品に触れながら、その作品に生きることでもあります。教科書からできる群読シリーズ台本集 1低学年編
一番の違いは、朗読は単独で読む、群読は複数で読むことでしょうか。
朗読や唱和を組み合わせることで、群読になります。
その独特のリズムを生み、時には大きな感動をもたらす場合もあります。
これこそが、群読が生み出す効果の中で最も注目すべき点だと思います。
低学年の群読まとめ
言葉には、人それぞれ、その人特有のいろいろな表現方法があります。
群読は、その人独自の、表現の仕方や言葉の使い方を群読を通じて学んだり、またその過程を楽しむものです。
群読を正しいやり方で実践すれば、想像もできないほどの良い効果を得ることができると思います。(江戸時代の寺子屋なども群読に近かったのではないかと思います)
何かの参考になれば幸いです。
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