ハリーポッターは、イギリスの作家J.Kローリングによって書かれた小説です。
ハリーポッターと賢者の石が1997年にベストセラーになり、児童文学の枠を超えて世界的なベストセラーになりました。
以前から人気のハリーポッターシリーズですが、最近になってまた小学生の間で人気が出てきているようです。
今回は、小学生から大人まで大人気のハリーポッターについて紹介していきたいと思います。
東大生おすすめの本ハリーポッター
東大生が小学生のうちに読んでおきたい本として上位にランクインしているのが、ハリーポッターです。
有名塾浜学園でも、小学4年生から6年生で人気の本の中にハリーポッターシリーズがランクインしています。
おすすめの理由としては、世界的な有名な児童文学であり、独特の世界観が子供の想像力を育てること、文章量があり、読解力や1冊読み終えた後の達成感を味わえること、あとは中古であれば値段もだいぶ安く手に入ることなどが挙げられます。
ハリーポッターは何歳から読める?
本をたくさん読んでいる、読書が苦にならないというお子さんは小学校4年生、10歳程度ならハリーポッターと賢者の石や秘密の部屋なら問題なく読めるでしょう。
ただ、シリーズが進むにつれて内容が難しくなっていくので、秘密の部屋以降は小学校高学年以降に読んだほうが内容はつかめると思います。
低学年でもハリーポッターを読めるお子さんはいるようですが、そういった子供は読書量が多い傾向にあります。
できるだけ早い時期にお子さんの読解力を上げ、ハリーポッターぐらいのレベルを読ませたいのであれば、低学年のうちから良質の本をたくさん読ませていくことが必要です。
低学年のうちに読んでおきたい本
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ハリーポッターシリーズは電子書籍もおすすめ
ハリーポッターシリーズは長編なので本棚に並べると結構場所を取ります。(特にハードカバー版)
どうしても紙の本じゃないと読んだ気がしないという方は別ですが、持ち運びや気楽に読めるという点では、Amazon kindle版電子書籍もおすすめです。
kindle版電子書籍は、読みやすさ、目に優しい、持ち運びが楽、外出の際にたくさんの本を好きな時に読めるなど本を読むことに特化して作られているのでこれを機会にkindleに触れてみるのも良いかもしれませんね。
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読み聞かせなら何歳から?
ハリーポッターシリーズを自力で読むのは難しいかもしれませんが、親の読み聞かせならもっと低年齢でも可能です。
さすがに幼稚園の年長さんぐらいでは物語を理解するのは難しいですが、小学1年生(6歳~7歳)であれば理解できるお子さんもいるようです。
注意してほしいのは、ハリーポッターには分かりにくい言い回しや多いため、親が分かりやすく説明してあげること、登場人物が多いので一人一人覚えるのが大変かもしれないという点です。
もし読み聞かせをお子さんが嫌がったり、興味がないようであれば最初から無理しないで、かいけつゾロリなど低学年でも分かりやすい本から慣れていくのも一つの手だと思います。
ハリーポッターは映画で世界観や内容を掴んでからのほうが読破しやすい
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本を読む前に映画を見るとネタバレにはなってしまいますが、大まかな内容はつかみやすいので本を読む前に映画を見るのもいいと思います。
ハリーポッターシリーズでも、特にハリーポッターと賢者の石や秘密の部屋は、原作と映画の内容が非常に近いつくりになっているのでおすすめと言えるでしょう。
ハリーポッターの映画で小学生には見せたくない残酷な場面やラブシーンはあるの?
賢者の石、秘密の部屋、アズカバン囚人、炎のゴブレットでは主人公が幼いため、そういった場面はありませんが、ハリーの成長とともにキスシーンや残酷な場面は確かに増えるようです。
そうは言っても、ハリーポッターシリーズは、世界的に有名な映画であり、世界中の子供が見ているので、私が見る限りではそれほどひどい表現はないように思います。
後は親の判断にもよるので、気になるようであれば先に映画を見て内容を確認してみても良いのではないでしょうか。
小学生向けはハリーポッター文庫かペガサス文庫どっち?
ハリーポッターは最初はハードカバー(全7巻計11冊)で出版され、その後文庫本でも出版されました。
文庫本は場所を取らないし、持ち運びが楽なので、気分転換に電車内や外で読むことができるのが最大の魅力ではないかと思います。
ちなみに、ハリーポッターの文庫版は静山社から出版されていてペガサス文庫と一般の文庫本の2種類があります。
ただ、どちらも文庫本なので一体何が違うのか悩んでしまうのではないでしょうか。
2つの文庫本の特徴やおすすめポイントを紹介します。
静山社ペガサス文庫の特徴、おすすめポイント
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静山社出版のペガサス文庫は全20冊あり、一般的な文庫本より少し大きめに感じます。
シリーズ1作目であるハリーポッターと賢者の石は、1と2の2冊に分かれていて、1は、264ページ、2は、248ページあります。
文庫本1ページあたり700文字と言われているので、なかなか読み応えがあると思います。
全ての漢字にフリガナがついているので、まだあまり漢字を覚えていない低学年でも問題なく読むことができるようで、かいけつゾロリ、おしり探偵からハリーポッターシリーズに移行するお子さんもいます。
一般的には、小学生低学年~と言えるでしょう。
ハリーポッター文庫本
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文庫版は、全19冊セットで出版社は同じ静山社です。
ちなみに、ペガサス文庫同様、ハリーポッターと賢者の石は、1と2の2冊に分かれています。
ページ数は1が256ページ、2が272ページで、ペガサス文庫より少しページ数が多いぐらいですね。
最低限のフリガナしかついていないため、小学生には読むことが難しい漢字もあるでしょう。
なので、文庫版は中学生以上になってから読むことをお勧めします。