本の『読み聞かせ』必ず効果が出る驚くべきやり方とは

 

東大に合格するようなお子さんは、常に先を意識した学習をしています。

もちろん勉強だけではなく、お子さんに並行して行わせると効果があることがあります。

それはなんでしょうか?

意外だと思われるかもしれませんが、それは本の読み聞かせです。

子供にたくさんの絵本や本を読んで聞かせることが、実は東大合格の近道だったわけです。

今回は絵本や本の読み聞かせについて紹介したいと思います。

 

 

本の読み聞かせがなぜ効果があるのか?

 

最近の研究では、まだひらがなも読めないような幼い時期から何度も何度も本を読み聞かせすることが、実は脳にたくさんの良い刺激を与えていることが証明されています。

つまり、幼い時期にどれだけ本を読んであげたかで子供の脳の成長は決まるわけです。

そしてある一定以上の数の本を読み聞かせることで、脳は急激に成長を遂げます。

こういった脳を、巷では東大脳と読ばれることもあるようです。

 

 

東大脳とは

 

東大脳は、幼少期から親の読み聞かせなどによって脳に言葉の刺激を受け、言葉が蓄積された脳の状態です。

状態です。

言葉の刺激や蓄積を受けた脳は、普通の脳のレベルより高い状態なので、勉強をすればするほど成績アップする効果が期待できます。

このように、読み聞かせは脳を刺激するには最善の方法だといわれているので、まず親が子供に対してしてほしいとても大切なことだと言えます。

 

 

読み聞かせはいつから?

 

東大生は、他の大学の生徒よりも幼少期から低学年にかけて読み聞かせを多く受けていたといいます。

では、実際に何歳から読み聞かせを行っていたのでしょうか?

現役の東大生のアンケート結果によれば、0歳、1歳、2歳、3歳までが多いようです。

文字が読めるようになってから、絵本を読んであげたりする家庭も多いとは思いますが、ライバルに差をつけたいならぜひ早いうちからの読み聞かせをおすすめします。

 

 

寝る前の絵本の読み聞かせは良いの?

 

絵本や本をいつ読み聞かせすればいいかですが、一般的には夜寝かしつける前に読んであげるのがいいと言われています。

良い絵本や本は基本的には子供が安心できるような内容になっています。

子供がリラックスし、安眠できれば脳にも良い刺激になるでしょう。

 

 

覚えておいてほしい良質な絵本は寝る前に読む

暗記したい用語は寝る前に勉強しろと言われるように、寝る前に勉強したことは比較的忘れにくいと言われています。

なので、記憶しておいてほしい絵本があればぜひ夜寝る前に読みきかせしましょう。

 

 

 

母親の本の読み聞かせが東大合格につながった子供もいる

 

 

最後に、実際に本の読み聞かせで東大に合格した方の本を紹介したいと思います。

 

東大首席が教える超速「7回読み」勉強法 (PHP文庫)

この本を書いたのは、東大法学部を主席で卒業し、弁護士になった山口真由さんという女性です。

彼女は、塾に行ったり家庭教師がついたことは1度もありませんでした。

塾にはいかなかったのですが、親御さんの読み聞かせは、幼い時期からずっと続けていました。

相当な数の本を読み聞かせしてもらったので、彼女はいつしか本が大好きになっていたといいます。

物心がつく頃には、自分から進んで読書をするようになりました。

幼少期の読み聞かせが、彼女の学習スタイルの土台を作ったのでしょうね。

後に、山口さんが読書の読み聞かせをヒントに、自分なりの効果的な学習方法をあみだします。

 

 

東大合格者が実践していた教科書7回読みのコツとは?

 

その学習法を紹介すると、至ってシンプルで教科書を声に出して7回音読するだけです。

「えっ、それだけ」と思わず口にでてしまうほどシンプルな学習法です。

そしてただ読むだけでなく、3段階に分けて読むこと。

第1段階は、1~3回までで、基礎の土台作り 第2段階は、4,5回目で理解度を上げる、第3段階は、6,7回目で最終確認する。

そうすることで、文章の全体像が面白いように頭の中に入ってきたそうです。

詳しくはわかりませんが、人間の脳の機能を最大限に活用した学習法を、知らず知らずのうちに実践していたということなんでしょうね。

でも、どうして親の絵本の読み聞かせから教科書の音読学習法を思いついたのでしょうか?

彼女の話によると、お母さんが読んでくれたのは、ほとんどが絵本でした。

当然ながら絵と文章が書かれていますよね。

彼女は、読み聞かせの時には、必ずこの絵と文の1セットを目で追っていきました。

すると、いつのまにかそれをまるごと記憶してしまったそうです。

そして、最終的には本の内容をすべて覚えてしまったといいます

 

 

7回音読の効果

 

教科書を何度も声に出して読んで、視覚や聴覚を上手に使い記憶してしまうという勉強法は、実はお母さんの読み聞かせのやり方を真似たものだったのです。

この学習法は、すべての教科に適用できるわけではないと思いますが、国語や歴史、そのほか暗記ものの教科にも効果があります

ぜひやってみてください。

音読や読み聞かせは、そのほかにも脳を鍛えたり、脳のスペックを広げたり、集中力をつけたり、思考力、文章理解力をつけたり様々なプラスの効果をもたらします。

お子さんが小さいなら、まずは1日5分の読み聞かせでもいいので、小さなことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

頭がいい子の小さい時の学習習慣は?下の記事からどうぞ↓

▹東大流『先取り勉強法』小学生のうちに差をつけよう!

 

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