本の『読み聞かせ』必ず効果が出る驚くべきやり方とは

Last Updated on 2024年3月30日 by toshi

東大に合格するようなお子さんは、常に先を意識した学習をしています。

もちろん勉強だけではなく、お子さんに並行して行わせると効果があることがあります。

それはなんでしょうか?

意外だと思われるかもしれませんが、それは本の読み聞かせです。

子供にたくさんの絵本や本を読んで聞かせることが、実は東大合格の近道だったわけです。

今回は絵本や本の読み聞かせについて紹介したいと思います。

 

本の読み聞かせがなぜ効果があるのか?

 

最近の脳科学研究の観点から、まだひらがなも読めないような幼い時期から何度も何度も本を読み聞かせたり、本を読むことが脳にとても良い影響を与えることが注目されています。

その理由としては、脳には脳番地があり、 読み聞かせをすると言語機能を司る脳の言語やが刺激されます。 そのため、言葉を早く覚える、語彙力が上がるといった効果が期待されます。

大切なのは、脳の機能を幼いうちからたくさん働かせるということです。

赤ちゃんの脳は生まれた時、大きさは小さいけれどすでに大人の脳と変わらない形をしています。 赤ちゃんの脳は生まれた頃にはすでに出来上がっていて、シワもあるし、神経細胞の数も大人と同じように揃っていますが、その働かせ方がわかりません。

例えば、算数は計算しなくては問題は解けないし、漢字や歴史用語も眺めて覚えるものだではなく、書いて覚えたほうが覚えるというように、脳の神経回路を働かせることが重要です。

なので、本や絵本の読み聞かせは、0歳から小学校中学年ぐらいまでにしっかりやると言語能力の発達に効果的というわけですね。 それ以降は本は自分で読むようにしましょう。

本を読む時に使うのは思考系の脳番地であり、物事を深く考える時にこの脳番地を刺激することで、学力の向上につながるからです。

 

東大脳とは

東大脳は、幼少期から親の読み聞かせなどによって脳に言葉の刺激を受け、言葉が蓄積された脳の状態です。

つまり、幼い時期にどれだけ本を読んであげたかで子供の脳の成長は決まるわけですから、ある一定以上の数の本を読んだり、読み聞かせることで、脳は急激に成長を遂げます。

こういった脳の状態に近づけることを、巷では東大脳と読ばれることもあるようです。

東大脳とは、特別なことではないということですね。

言葉の刺激や蓄積を受けた脳は、普通の脳のレベルより高い状態なので、勉強をすればするほど成績アップする効果が期待できます。

このように、読み聞かせは脳を刺激するには最善の方法だといわれているので、まず親が子供に対してしてほしいとても大切なことだと言えます。

 

読み聞かせはいつから?

 

東大生は、他の大学の生徒よりも幼少期から低学年にかけて読み聞かせを多く受けていたといいます。

では、実際に何歳から読み聞かせを行っていたのでしょうか?

現役の東大生のアンケート結果によれば、0歳、1歳、2歳、3歳までが多いようです。

脳の成長の発達が著しいのは、一般的には6歳までと言われています。

なので、できれば脳が発達する6歳までに大量の本を読むことを目標にしてください。

どれぐらい本を読むかはその子によって違うと思いますが、毎日 2、3冊 1年で1000冊ぐらいを目安にしてください。

東大に合格するような子供は、だいたいそれぐらいを読んでいたそうです。

一番はすぐに飽きて途中でやめてしまうのではなく、継続することです。本を読んでいくことで子供の自己肯定感は高まり、どんなことがあってもうまくいくというポジティブな考えも生まれるので、試してみると良いと思います。

文字が読めるようになってから、絵本を読んであげたりする家庭も多いとは思いますが、ライバルに差をつけたいならぜひ早いうちからの読み聞かせをおすすめします。

 

寝る前の絵本の読み聞かせは良いの?

 

絵本や本をいつ読み聞かせすればいいかですが、一般的には夜寝かしつける前に読んであげるのがいいと言われています。

子供が寝ない時に、お化けや 妖怪が出てくるような怪談絵本を読んで、怖がらせて無理やり寝かせようとする方がいます。

それは絶対にやめてください。

実は寝る直前の感情はとても重要です。

なぜなら、寝ている間にその感情の記憶を何倍にも膨らませるからです。

なので、寝かしつけには是非幸福感や安心感を与える絵本を選んで読んであげてください。

子供がリラックスし、安眠できれば脳にも良い刺激になるでしょう。

 

覚えておいてほしい良質な絵本は寝る前に読む

 

暗記したい用語は寝る前に勉強しろと言われるように、寝る前に勉強したことは比較的忘れにくいと言われています。

なので、記憶しておいてほしい絵本があればぜひ夜寝る前に読みきかせしましょう。

 

絵本の読み聞かせの効果もっと深く知りたい方は、下記記事をどうぞ

絵本の読み聞かせは知能指数を上げる効果がある?おすすめ絵本紹介

 

文字のない絵本はどう読んだらいい

絵のない絵本でも、ページをめくり親子で会話をしながら絵を見るだけでも、何かしら感じるものがあるはずです。

絵があるというのは言葉があるということでもあり、 私たちは絵を言葉として読み取ることができます。

文字のない絵本の内容をどう感じるかは自由です。

親子で色々話をしながら、想像を膨らませる時間を楽しむといいと思います。

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