小学生地理勉強法 まずはどこから手をつける?いつ頃から始めればいいか教えて?(中学受験しない編)
Last Updated on 2024年3月28日 by toshi
地理の勉強はいつから始めればいいの?
小学生の地理の勉強は、通常小学3年生から始まります。
中学受験をするのであれば、1年ぐらい先取りして、小学2年生ぐらいから始めてもいいでしょう。
受験しないのであれば、地理の学習が始まる小学3年生の授業に合わせて勉強を始めても問題ないと思います。
ただ将来的には大学を受験をするのであれば、先取り学習をしていても損はありません。
大学受験は全国のライバルたちとの戦いです。
どこの大学でもいいのならまだしも、有名大学、人気のある大学に入学するにはそれなりの勉強量が必要になってきます。
後で焦らないためにも、小学校低学年のうちからコツコツ勉強しておきましょう。
地理の勉強の基本 まずは日本地図を覚えよう!
地理の勉強で一番最初に習うのは、日本の都道府県の位置や県庁所在地、その土地の特産品などです。
地理の覚えることは少ないと言っても、小学生が一気に覚えようとするとやる気がなくなってしまったり、地理が嫌いになってしまう可能性もあります。
なので、まずは日本地図を覚えることから始めましょう。
小学3年生が使う日本地図のおすすめは、公文出版の日本地図です。
この地図、実はただの地図ではありません。
おふろでレッスンという名前通り、防水加工仕様の日本地図になっています。
水でぬらすとお風呂の壁にくっつくので、お風呂の時に毎回眺めるようにしましょう。
我が家では、小2の娘とお風呂で遊びながらこの地図で都道府県を覚えています。
夏休みぐらいから一日1つずつ覚えているので、今では47都道府県の名前と場所は全部言えるようになりました。
地図は部屋やトイレなどに貼っていつでもこどもが見れる環境を作ることも大事ですが、お風呂場に地図を貼って、親と一緒にいろいろ話しながら勉強すればさらに効果的でしょう。
特に地理の用語(地名など)がなかなか覚えられないというお子さんにはお勧めです。
100均の日本地図学習ポスターは使える?
ちなみに、お風呂で勉強できる日本地図学習ポスターは、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも販売していますが、公文の日本地図に比べると、情報量、精度、品質などにおいてかなり劣ります。(お風呂の壁にもあまり張り付きません。まぁ100円なので仕方ないですが・・・)
精巧で詳細な公文の日本地図でも数百円で買えるので、私は公文の地図をお勧めします。
地理の基本部分が不安な方は、下記記事をどうぞ
日本地図は、パズルで楽しく覚えよう!
もう一つおすすめしたい地理の勉強法は、パズルを組み立てて日本地図を完成させるくもんの日本地図パズルです。
公文の日本地図パズルの価格は3千円と他社の製品より高いですが、その分、品質、精度、中身、ともに満足できる内容になっています。
公文の日本地図パズルの特徴は、それぞれのプラスチックのパーツを手で触りながら組み立てていくことで、各都道府県がどんな形をしているか感覚で分かるようになり、パズルで遊ぶだけで、各都道府県や県庁所在地などを自然と覚えることができます。
これらを上手く使って、47都道府県の名前、位置、形状、県庁所在地はある程度記憶してしまいましょう。
その次に、地理の参考書で各都道府県の特徴を押さえます。
山形はサクランボの生産が盛ん、茨城ならメロン、納豆といったように生産品から始まって、茨城は県庁所在地が水戸で偕楽園が有名・・・といったようにどんどん知識を増やしていきます。
最後は、河川、湖、平野など地理的な部分を覚えていく作業です。
茨城なら日本で2番目の霞ケ浦という湖がある、岩手にはリアス式海岸や北上高地、長野の信濃川など覚える数は多いです。
ちなみに参考書は、最初から難しいものを選んでしまうと、勉強が嫌いになってしまいます。
地理の勉強なら日本地図だけでなく、地球儀もおすすめ 詳しい内容は下記記事をどうぞ
地理の基本は学習漫画で覚える
楽しく覚えるなら、ドラえもん学習漫画シリーズから入るのもありです。
この学習漫画の特徴は、教科書の基本的な部分から中学受験に役に立つ応用的な知識までぎっしりと詰め込まれている点です。
監修も灘中など難関中学の合格実績とノウハウに定評のある浜学園などが行っているので、中学受験対策にも十分使えます。
内容が難しい部分もありますが、そのあたりはドラえもんの楽しいマンガで乗り越えられると思います。
とりあえず理解できるまで、何度も繰り返し読むこと、わからなければ調べたり、わかる人に聞いたりしてぜひ自分のものにしてくださいね。
旅行には地図や旅行雑誌を持っていこう
地理の勉強で一番効果があるのは、地図を持って旅行をすることです。
地図で気になる場所を周りながら、いろいろな人と出会ったり、美味しいものを食べたりして楽しみながら旅行すれば、知識も増えるし、親子の距離も縮まるといった様々なメリットがあります。
旅行に行く際は、事前に地図や旅行情報誌で調べていけばより高い効果が期待できます。
小学生向け地図おすすめ
小学生向けのるるぶは、小学校で渡される地図と違い、写真やイラストが多いこと、漢字にひらがな、カタカナで振り仮名がつけられているので小学校低学年からでも読むことができるのが大きな特徴です。
中学受験に合格できるほどの情報はないですが、教科書の内容はほぼ網羅されていると思います。
旅行に行く時に、地図を持っていくよりもこの本を持っていったほうが勉強になるのでしょう。
なかなか行けないような場所でも、この本を読むことで旅行気分を味わうこともできます。