小学生の夏休みの作文 2、3行しか書いたことない子が800から1200文字の作文を書く方法
Last Updated on 2024年4月4日 by toshi
小学生の夏休みの宿題で最も悩むのは作文
娘が小学2年生の時に、夏休みの思い出か読書感想文、どちらか選んで始業式までに書いてくるという宿題が出ました。
しかもただ作文を書けばいいのではなく、今回の作文は原稿用紙2枚、最低800文字という条件付きです。
娘曰く、学校の授業で読書感想文はたまに書かされるといいますが、2,3行程度しか書いてないし、授業では作文の書き方はほとんど教えないようなので、長い文章を書きなさいと言われても正直どうしたらいいか分からないそうです。
中には作文を代筆したり、手伝ってあげる親御さんもいるかもしれませんが、子供の目線で文章を書くのは難しいし、第一子供のためになりません。
では、親が子供に作文の書き方を教えるにはどうしたらいいのでしょうか。
先生が教えてくれた「小学生の夏休み作文の書き方のポイント」
考えていても仕方がないので、担任の先生にメールで尋ねてみました。
先生の返信によると
「小学2年生が長い文章を書けないのは当たり前のことです。場合によっては、親が聞き取りをしてそれを文章でまとめてもらっても問題ありません。一番最初にしてほしいことは、作文のテーマを決めることです。夏休みの思い出であれば、1日ごとの日記を足していって1つの作文にしたり、読書感想文であれば、物語の展開ごとに聞き取りをして親御さんと一緒にまとめるという方法もあります。1日で仕上げなくても、何日かかけてやったほうがお子さんのストレスにもなりませんよ」
とのことでした。
先生にアドバイスを簡単にまとめると・・・
- 一番最初に作文のテーマを決める。
- 夏休みの思い出は、1日ごとの日記を足していって1つの作文にする。
- 読書感想文は、物語の展開ごとに聞き取りをして親と一緒にまとめる。
- 1日で仕上げない、何日かかけてゆっくり仕上げる。
これを参考に作文を書けば少なくとも何も書けないということはなさそうです。
夏休みの思い出の作文例
夏休みの思い出を先生に教えられた通りに娘に書いてもらいます。
「8月3日お祭りに行きました。屋台でいろいろ買い物をしてとても楽しかったです」
「8月10日プールに行きました。友達と一緒に午前中ずっと泳ぎました」
例えば、夏休みが30日あるとして、1日、1日をつなぎ合わせて作文を作ればそれなりの文字数になるはずです。
最後は「楽しい夏休みでした」という文章で締めくくれば、内容はともかく期日までに先生に提出はできると思います。(娘はこれで提出して特に問題ありませんでした。ただ提出については自己責任でお願いします)
本当に切羽詰まっている場合やどうしても文章が書けない場合は、ぜひ試してみてください。
作文力を上げるには
ただこのやり方は、夏休みの作文を書くための応急的なものでやはりきちんとした作文を書けたほうが、今後役に立ちます。
そこで、作文力を上げるにはどうしたらいいのかを紹介したいと思います。
本を読むこと
まずは本をたくさん読んで、思考力や想像力、そのほか新しい言葉をたくさん覚えることや読み終わったら親が感想を書かせることが大事です。
我が家では、よまっせぱなしで感想を聞いたり、書いたりしなかったので、反省しています。
今後は取り入れていく予定です。
毎日日記をつけること
作文は、1日、2日頑張ってもなかなか書けるものではありません。
きちんと書けるようになるには、何年もかかる場合もあります。
1行でもいいので毎日日記をつける習慣をつけさせてみるといいかもしれません。
優秀な作文、好きな本の文章をまねて書く
最初は真似から入っても、のちにすばらしい文章を書けるようになった人がたくさんいます。
まずは、いろいろな文章を写して書いてみてはいかがですか?
読書感想文に迷ったら下記記事をどうぞ。